わずか1ミリほどのタマゴから、
体重の27000倍もの量をひたすら食べ、
姿かたちをガラリと変えて飛翔する蝶。

サナギの中で溶けていくカラダと向かい合い、
地を這う虫から、空を飛ぶものへと、
変容する流れの中で、何を想い、何をするのか?

その主役となるのが、単細胞として動く風変りな細胞だ。
名前は、イマジナル・セル

イモムシの免疫細胞からいくら食べられようとも、
めげることなく、どんどん増えていく彼らは、
同じ周波数で話をして、望む未来を思い描き続ける。

私たちは時代を生きるイマジナル・セルだ。

私たちの中にある、羽ばたく力。
その秘訣とは何か?

構想から10年。ずっと描きたかった物語を、
絵本とエッセイにして、
とうとうかたちになりました。

生物学的な知識や文明論など、
文献を探すのがことのほか大変で(ほぼ英文…涙)
じっくり時間をかけて、出来上がった本。
何度も練り込みながら考察しました。

今の時代だからこそ、伝えたい、
渾身の一冊となる本書の名前は、

「夢をかなえる、未来をひらく鍵—イマジナル・セル」
(はせくらみゆき著 徳間書店刊)

といいます。
絵本部分は、小学生から読めます。

優しいけれど…深い(たぶん)。

エッセイ部分は、
チョウの一生を自分の人生や時代になぞらえながら、
宇宙の大きな流れの中で、
あなたと、今と、世界の今と未来を考察しています。

その中にはいくつかのワークもあります。
たとえば…、

Q1 
チョウは完全変態する生き物です。
もし、あなたがチョウだったとしたら、
タマゴの時代に見た夢は何だったのでしょう?
イモムシの時代は? サナギの時代は?
サナギからチョウになる時の感覚はどんな感じ?

Q2
あなたが脱皮したと感じる経験は?
どんなご縁がもたらされましたか?
そこから何を学びましたか?

…などなど、深く自己を見つめ、
大いなる流れの中で、次のステージへと移行する、
あなたの本質的な力を、
呼び覚ますお手伝いを致します。

イマジナル・セルとは、
チョウになることを知っている細胞です。
「夢見る力」と置き換えることも出来ます。

それは、確実に世界を照らす灯りとなるのです。

7月31日全国書店にて発売です。

徳間書店からの前著、
「パラダイムシフトを超えて」の世界を、
さらに深く、核となる部分を、
深掘りしていき、自分のものとしていく
絵本&エッセイとなります。

これからの時代を生きる、子どもたちへの読み聞かせもできます。

ぜひお手に取っていただけたら嬉しく思います。

PS
先ほど見本誌が届きました。
じわーんと、うるうる。
今の時代だからこそ、
きっとかたちとなった気がする。

「やがてチョウになるあなたの物語」

どうか楽しんでいただけますように…。