皆さん、こんにちは。
週末は出版記念講演会と船井幸雄記念館6周年記念行事で、
講演をさせていただきました。
お忙しい中おいで下さいました皆様方と
オンラインでご参加下さいました多くの皆様に、
心より感謝申し上げます。

さて、今日は、新刊書籍の内容について少し書きたいと思います。

新刊タイトルは「9次元からの招待状―言霊と科学であなたの世界が変わる」

というもので、理論物理学者の周藤丞治博士とはせくらとの対談本です。

内容は、超弦理論や人工知能などの最新科学と、言霊学を対比させながら、
宇宙の根本原理から未来予測までを、本音で語り合っていったものとなります。

ちなみに9次元というのは、超弦理論としての考え方で、
スピリチュアル的な言い方をすれば
5次元的な世界に対応するものではありますが、
より具体的に、量子物理学の知見を踏まえながら、
次元と意識との関係性と言霊の世界、また、次元上昇に伴う
科学技術の発展についての見解が、
「なるほどそういうことだったのか」
という驚きと共に展開されていく内容となっています。

とりわけ、今まで怖いとだけしか思っていなかったかもしれない(私がそうでした)、
5Gなども含む電磁波の考え方や、原子力、あるいは、
私たちの仕事の大半を奪うかもしれないといわれている、
AI(人工知能)についての考え方についても、
所属する時空が変わることで、現れ方も変わってくることが分かり、
ちょっとびっくりするかもしれません。

詳しくは本書をぜひ、お読みいただきたいのですが、
次元についての精神的な所属をごく簡単に説明すると、

3次元世界は、物質に価値を置く世界。

5次元世界は、優先順位の高い他者からの評価に価値を置く世界。

9次元世界は、体験の豊かさ、共有に価値を置く世界。

になります。
時代でいうと昭和の時代が3次元、
平成が5次元というイメージでしょうか。

こうした物質的価値観から非物質的価値観へと、
移行したのは、皆が頑張って、到達した…というよりも、
インターネットなどの情報技術の発展によって、
自然と引き上げられていった、ということになります。

今、時代意識としてはまだ5次元世界である、
自我の拡大がベースにあります。

これを言霊学でいうと「う」のスサノオの次元といいますが、
令和の時代は、5次元から9次元へと、
早い人は引きあがっていくことになります。
とはいえ、長いスパンで観れば皆が、
やがて9次元がスタンダードとなる世界ですので、
大きな意味では、誰一人として、
取りこぼされることなく、次元上昇の坂を上りゆくことになるのです。

9次元は、全体性の中の個々としての認識がベースとなるため、
有機的な繋がりの中の自己と他者が、それぞれに体験することすべてに、
価値を置くという―いわば、集合意識ごと上がっていくことに、
よろこびを感じていく次元となります。
…ということは、比べたり、自分を優位に立たせたり、
ということがあまり意味を為さなくなる次元でもあるのですね。

そんな次元の仕組みと関係があったのが言霊だったんです。

ちなみに、言霊学と超弦理論を対比させながら、
創造神である二柱の神様の性質を
素粒子で当てはめてみると…、

伊邪那岐神「い」はフォトン(光子)、
伊邪那美神「ゐ」はエレクトロン(電子)、
として、作用が酷似していることがわかりました。

さらに、天つ神と呼ばれる神名と言霊、
素粒子の働きを統合していく過程で現れたのは、
なんと…16菊花紋のかたちでした。

宇宙は美と秩序で出来ているといわれます。
まさしく日本語も(日本語の響きも)、
美と秩序の賜物であります。
まさか最新科学を通して観えてきた世界が、
ここまで私たちが普段話している言語体系の中に、
自然と組み込まれていたなんて…とドキドキ。

また、5次元から9次元の間にある罠(トラップ)の対処法や、
これからの世界についての心構えなど、
対談に一緒に参加しているようなイメージで、
お読みいただければ幸いです。

図は、周藤博士から、角度が違いますとボツになった、
無限次元から9次元世界まで、
いかにして次元降下がおこったかをイメージ図で描いたものです。
正確な図は、周藤博士が微積分を計算して、
言霊と共に図に書き起こしてくれました(本で見てね)。
も~、計算式で書くって…はぁ~!?ですが。




兎にも角にも、科学の叡智と、
私たちがいつも語っている言葉の響き…言霊が繋がり、
それを自覚することであなたの見える世界が、
どんどん変わっていくという本ですので、
興味のある方はぜひご一読いただければ幸いです。

ではまたね♪