皆さん、こんにちは。

今日は、個人的なことですが、

びっくり嬉しいことがあったので、

ご報告させてくださいませ。

 

実は、先日、ロンドンにあるマルギャラリーにて、

日本画・洋画・工芸・彫刻・書など、

日本人アーティストの作品230点と、

英個人アーティストの作品が

展示されている展覧会が開催されていたのですが、

(コロナさんの関係で、日本人は参加せず、

 事務局の方のみが渡欧されました)

 

そこで、現地での審査会がありまして、

私の描いた作品が、準大賞を受賞しましたとの、

報告を受けました。

 

その絵というのは、毎年、訪れては黙想していた、

ヒルデガルト修道院(ドイツ)で受け取ったイメージを、

アートにした「I love you」という作品でした。

 

通常、海外での展覧会で評価されやすい作品というのは、

日本の精緻な美術工芸や、繊細絢爛な日本画のほうなのだそうですが、

 

キリスト教徒でもない日本人の人が描いた作品で、

かつ西洋画の本場である洋画が選ばれるのは、かなり珍しいことなのだそうです。

 

そして、審査員長である、

英国王立美術家協会会長のMick Davies氏からは、このような言葉を頂戴しました。

 

「この作者の絵と画風が個人的に、

 好きである。なぜなら、

 観るものの心に直球で届く、

 確かな精神性によって

 支えられている作品であるから」と。

 

…!

その言葉を聞いて、思わず、泣きそうになりました。

もちろん、評価が欲しくて

描いているわけではありませんが、

 

私の創作の原動力となっている、

心の奥にある世界観―

ワンネスともいえるスピリチュアリティの部分について、

ずばり切り込んでくださったことが、

素直に嬉しかったのです。

まるで神様からねぎらいとご褒美を、

頂戴したように感じました。

 

実は2020年の今年は、

プロの絵描きになってから、

25年目となる節目の年でもあります。

ですのでことのほか、胸にしみました。

 

思えば今年は、イタリアより緊急帰国後、

ほとんど、どこへ行くこともなく、

アトリエにこもっている毎日でしたが、

作品自体がいつのまにか、

世界中を旅してくれていたようです。

 

ポスターや本の表紙になったりなど、

突然やってくる思いがけない展開に、

いつもびっくりしどうしでした。

 

とりわけ、今、ドイツでは、

日本語の叡智—おとひめカードが、

ご縁をいただいたドイツ人の方に、

そっと灯りをともしてくれています。

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ご縁の不思議に、

毎回驚かされながらも、

国境を越えて、繋がる心の妙に、

そして天の計らいに、

感謝と感動をもって見つめています。

 

今、コロナ騒動をきっかけに、

世界中が同じ境遇にある中、

根っこにある想いや願いが、

繋がりやすくなっているのかもしれませんね。

 

愛、感謝、繋がりの中で生きること。

制限と限界の中で、あえぐのではなく、

自由と創造の中で、自覚をもって、

生きていく世界へ。

 

これからますます、

お一人おひとりのいのちの力が、

呼び覚まされ、それぞれの表現で、

やり方で、この世界の表われを、

営み、慈しんでいくのでしょうね。

 

…というわけで、

いつも、みゆきアートを

応援してくださっている皆様、

誠に有難うございます。

取り急ぎ、ご報告でした♪