本日、5月7日、
満月の今宵は、
すべてのものの、
目覚めのために、
天界から強いエネルギーが
降り注ぐとされている日。

この日、京都・鞍馬寺では、
満月に清水を備えて行う秘儀―
ウエサク祭が催行されます。

今年は、コロナ禍のため、
一般参加はないようですが、
かつての案内文は、
下記のように記されていたそうです。
(現在は一部として要素を集約)

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五月の満月には天界と地上の間に通路が開け、
ひときわ強いエネルギーがふりそそがれるという。
 
この夕、満月に清水を捧げ心のともし灯を輝かせつつ、
ふりそそがれる神秘的なお力を身に受けて、
自分とすべて のものの「めざめ」のための
熱い祈りを捧げるのが、
光と水と聖音の祭典
五月満月祭(ウエサクさい)」である。

祭典は三部に分かれ、
第一部は「きよめ」の祈りで、
祭典に集う人々は、まず自己と場の浄化のために
魔王尊を讃仰(さんごう)する。

月が天頂に近づくころ、
ひとりひとりが持つ純 粋無垢な心の象徴の
「心のともし灯(び)」に灯が点(とも)される、
祭場がともし灯に埋まると、
銀碗に清水を満たし月に祈りを捧げる。

次にともし灯を高く掲げて、
真実に生きぬくための強 い力を与え給えと
「お力の宝棒」の加持(かじ)を受け、
月光のふりそそがれた明水をわかち頂き、
慈愛のみ恵みを心に満たす。

そして第二部では、
月光を受けながら大地に腰をおろし静かに
「はげみ」の瞑想を行い、

夜明けの近い第三部には、
智慧(ちえ)の光を輝かせ
真実に生きることへの「めざめ」を象徴する
聖火 が天を衝(つ)いて上がる。

最後に全員で『心の書(ふみ)』を唱え
魂の夜明けを迎える」

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なるほど、なるほど。ふーん、そうかぁ…。
…と、深遠な気持ちになるワタシ。

というわけで、私は夜、
満月に向けてお水を供え、
満月を見ながら
お祈りをしようと思っています。

世界が平和でありますように。
心も平和でありますように。
身体も平和でありますように。

智慧と光と愛によって、
すべてが護られ、栄えますように。

私は、寝る前に、
お祈りをしようと思っています。
よければ、
祈りの中で繋がりましょう。

じゃ、またね。