秋分を超えて、
ますます二極化多極化が進みそうな気配。
ここ、フィレンツェでは、
秋の訪れを告げる雷が勢いよくとどろいた後、
土砂降りの雨がぶり、
その後、何事もなかったかのような、
真っ青な空に包まれています。

先日は、心が奪われそうなほど美しい
アッシジの風景に身に置きながら、
聖フランチェスコの世界を堪能しました。

四半世紀ずーっと思い続けていた
フランチェスコ。
映画「ブラザーサン・シスタームーン」のDVDは、
もう何度見たか数え切れません。

ローマ遺跡の上に建っているという
アッシジの建物は、
近くでとれる薄いピンク色の石で
できている街並みなので、
町全体がふんわりと優しい色味でした。

世界遺産にもなっている
その街並みをゆっくりと散歩しながら、
聖フランチェスコが眠っている聖堂へと向かい、
しばらく意識を集中して、
フランチェスコが持っている
バイブレーションを深奥で感じるようにしました。

するとなぜか、
八角形の光にみちたシンボルがあらわれ、
その中に意識で入ってさらに整えていくと、
心の奥で、フランチェスコの振動を感じました。
といっても、これはあくまで、
私自身が受けた個人的なクオリアなので、
絶対とか、そういうものだというつもりは、
一切ありませんが、
その時に受け取った思いの一部を、
ここでシェアできたらと思います。

それは、フランチェスコが伝えていた生き方の指針として、
「清貧・貞潔・従順」といったものがあるのですが、
言葉通りにとらえると、もちろん、
ひたすら美しく、慎み深く、清らかで、
実に素晴らしいことなのですが、
今回はさらに一歩進んで、
その言葉の奥にあるものを、
現代の時代意識に向けた言葉として
お伝え出来たらと思います。

ではさっそく、結論から。
「清貧・貞潔・従順」の三つの言葉を、
今風に簡単に置き換えると、
「かろやかに、のびやかに、素のままに」
という言の葉になりました。

意味は、
●「清貧」
清らかで貧しいということは、
すなわち身軽であるということ。
心に余計なものがない。
ものにも人にも出来事にも
とらわれすぎていない。
だからこそ、身も心も軽やかに
飛び立てるよ。

●「貞潔」
 どんなときでも誠実でいられる
 まっすぐな心、潔さ。
 誰が見ていなくてもお天道様が、
 みているという感覚。
 だからこそ、天を味方につけて、
 のびのびと、にこにこと
 進むことができるよ。

●「従順」
 素直に従うさま―従順。
 それは、誰かや何かに対して従うのではなく、
 あくまでも「素」に対して真っ直ぐに従う。
 素とは大元であり、神性意識であり、
 空のこと。
 「素」に従順であることは、
 「素」の想いと重なって、
 「素」がやりたかったことが、
 「わたし」がやりたかったことになる。
  だから、「素のままで」になるよ。

そんなことを感じながら、
フランチェスコの棺の前で
しばらく瞑想していると、
スカートに雫のあとがあるので、
あれ? なんだろうと思ったら、
いつのまにか、はらりと
涙がこぼれていたのでした。

身体はなくても、
想いは生きている。
想いは時空を超えて、
想いを通して受け継がれ、
伝播していくのだ…。

そんな感慨にひたりつつ、
そうっと地下の聖堂を離れました。

その後、売店に行って、
ずーっと欲しかった「タウ十字」の
ネックレスをゲット。
愛を示すシンボルでもあり、
真実や光、言葉、神と人との交流といったものを
意味しているタウ十字を、本場で授かりました。

ネックレスの三つの結び目は、
例の三つの言葉「清貧・貞潔・従順」を、
意味しているといわれています。
買う前に、その結び目にそうっとふれながら、
「のびやかに生きますね。
 軽やかに生きますね。
 素のままに、素と共に参りますね」
それが、あなたののぞみなのですね。
…と心で言いました。

その後、なぜか、教会の方から、
あなたに差し上げます。
といって、
フランチェスコのお墓の石の欠片が入っている
紙片をいただきました。
中には、
修道士が毎日唱えている、
祈りの言葉も書かれていました。

いつでもこれであなたは、
聖フランチェスコと共におります。
こちらの言葉を私たちも毎日唱えています。
…とにっこり顔の教会の方。

どうやら、
日本で布教している人と
思われていたらしい…(えっ!)。

…って、
いただいたお祈りの言葉、
がち、イタリア語だよん。
ううっ、意味わかんない。

と、最後は、マンガのような展開になりました。

でね、このタウ十字(と栞)
どなたかにプレゼントできたらと
思っています。

2つだけしかないのですが、
もしよかったら、
この質問に答えていただいた人の中から、
独断と偏見でお送りできたらと思います。
(発表は公にはしません。
 個人メッセージでお知らせして、
 住所をお伺いいたしますね)

質問の内容は、

自分が、心の底からくつろいで、
軽やかに、のびやかに、
素のままになって進むとき、
あなたは何をしてみたいですか?

という問いかけです。
ぜひ、感じてみてください。

きっとそれは、
あなた自身の身体と思いを借りた、
大いなるもののやりたかった、
地球での素晴らしき体験、
ミッションであると思うから。

「わたし」を通して表現する、
「神遊び」の神性なる世界。
あらゆる体験が美しく、
あらゆる体験が愛おしい、
そんな天なる視点からみたいのちの尊さを、
しかとこの眼で見て、感じて、味わって、
我を喜ばせてあげたいと意図します。

※質問の答えは、
フェイスブックのコメント欄よりお願いします。
ぜひ、書き込みしてくださいね。



…で、この投稿の最後に、
アッシジで決めたことのご報告を。

それは、今いる、イタリアでの日々が、
あまりに濃く、気づきの多い日々なので、
せっかくだったら、一緒に味わいたいと思いました。
それで、

一年後のこの時期…2020年の秋分をはさんで、
「はせくらみゆきと行く
フィレンツェ・アッシジ、ローマの休日」
という大人の修学旅行(海外ツアー)を
開催できたらなーって思ったんです。
旅行会社は、いつもの阪急交通社さん。
添乗員もずーっとお願いしている林さんで。
きっと、スペシャルなツアーになる気がするよ。

だって、もー、たくさん、たくさん、
お連れしたいところがいっぱいなんだもの。
それもたぶん、ニッチなところばかり(笑)。
来年の話なので、鬼が笑うかもしれませんが、
楽しいことのスケジュールは、
今から言っちゃうもん。

というわけで、
かろやかに、のびやかに、
すのままに進みたいと
改めて思ったみゆきんでしたー。

じゃ、またね。
Ciao,ciao!


後日記述

 この投稿をさせていただいた後で、

 たくさんの皆様より、質問の答えをいただいております。

 それを一つひとつよみながら、なぜかまた涙がこぼれてきました。

 それは、肉を持った神様がやりたかったことが、

 書かれていたからです。


 ユニークで個性的でパワフルな神様たちの願い。

 その願いが宇宙の共有財産となって、

 どんどん生成発展しますように。

 皆さまのコメントを読むだけで、どんどんパワフルになってきます。


 ぜひ、あなたも、心の奥に問いかけて、

 よかったら、こちらで言の葉として紡いでくださいね。


 八百万となった神様一人ひとりの宣言が、

 ますます地球の振動を底上げしています!

 本当にありがとうございます。(みゆき)



♪♪お知らせコーナー♪♪

10月のみゆきスケジュールより(一時帰国します)

●10月14日 夢のディナーショーIN八芳園(満席)
 ご参加者の皆様、お楽しみに♪

●10月17~19日 町田先生×はせくら
 「ライフシフトファスティング講座」

●10月21日 深田剛史×はせくら 講演会
 「令和の時代と神の暗号―数霊」(残席些少)

●10月23日 健幸合宿2019 ゲスト講師 
 鳴海さんや高島亮さんとご一緒とご一緒です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●みゆきオリジナルカレンダー2020 
 「Flow of Joy―輝きの明日へ―」
 先行予約受付中(10月1日発売予定)

●盟友―ひすいこたろうさんの
 ラジオ番組に出演しています。(四回シリーズ)

パラレルジャンプのコツから、日本人という生き方まで、
わいわい三人で深堀りしています♪ 楽しかった~。