イギリスからルクセンブルク経由でドイツの国境付近へ。
そのままフランスアルザス地方にいって打ち合わせの後は、電車に3時間揺られ、懐かしのヒルデガルト修道院に、今年もやってきました。

本当は今年は立ち寄らない予定で組んでいたのですが、なぜかひょんなきっかけで気がついたらやはりここに。やっぱり落ち着くわー。

行く前の不思議な予感!?というか感覚が、どんどんまさかの展開になって現れていくという、面白い体験の真っ只中に今、います。

まず最初に、ロンドンの展示とスピーチは、無事終えました。日本から応援してくださった皆様、たくさんの力と勇気をありがとうございました。



内容は支倉常長と日本、そして、人間における芸術の役割と可能性についてのスピーチだったのですが、思った以上に現地の美術家協会の方々に喜んでいただいたようで、ほっ。
その後、ロンドン在住の、世界で活躍しているキュレーターさんからもお声がけをいただき、びっくり。日本にも留学されたことがあるというその方は、なんと禅を学ばれたそう。これからいろんなことが始まりそうな予感。

そして、さらに驚いたことに、なんとヨーロッパにての出版の話があれよあれよという間に、決まってしまったのでした!
で、出版社の事務所では、ドイツ語を中心に、多言語ある多くの美しい出版物をパラリとみせていただいたのですが、
そこにあるのはなんと、
ヒルデガルトの本も!

今回のヨーロッパでは、
ことのほか、日本の神道のことや、シントーと日本人の心の関わりについて、森との繋がり、
日本人のルーツや行動規範についても、色々と聞かれることが多くてびっくりしています。

いやぁ、日本、きてますねー。
禅に神道に和の心…。

あまりに一度にいろんなことが起きすぎたのでクールダウンしようと思って夜空を見上げたら…赤銅色の皆既月食がぽかんと浮かんでいました。

…かえってクラクラしちゃった(笑)。

なんだかいつもマンガみたいに物事が運ばれています。
ヒルデガルト修道院にて瞑想と祈りだけをするこの三日間で、
静かに自分を見つめて再出発しようと思います。(^^)

また、書けそうだったら書きますね。ではまたね。