6月の夏至と大祓いを迎えるにあたり、
今、個人や社会のなかにおける
「ひずみ」がどんどん表に出てきている。
決してそれは悪いことじゃない。

 体や心の不調も、人間関係の不具合も、
どうしてこんなことがと思える出来事も、
水面下では皆、繋がっていて、
新しいエネルギーを迎えるための調えが、
始まっているからこそ、起きているともいえる。

こんな時は、無理して動いてもがくより、
一旦流されたかのように、流れに沿いながらも、
じーっと眼を見開いて、周りを観察しておくのがいいと思う。

そうしたら、何が本当に必要か、そうじゃないのか、
だんだん、はっきり見えてくるから。

要らないもの、要るものがわかったところで、
実行に移すんだ、チャラっとね。

たくさんある可能性の、何を具現化させたいのか?
たくさんある現実のうちから、何を顕したいのか?

本当は「引き寄せ」なんかじゃない。
だって、すでにそれはもう「ある」のだから。

引き寄せが必要なのは、
時間は直線しかなくて、皆、
分離して存在していると信じているときだけ。

本当は、時間は意識が作った構想物だし、
すべてはあらゆる可能性の場として、同時存在している。
水面下では皆、繋がっている。

真実は、引き寄せていたんじゃなくて、
すでに「ある」時空場から
選びとっていただけ、だったんだ。

どの現実を現象化させるかは、
自身が放つバイブレーションに起因する。

私たちは、愛と怖れの混合物で出来ている。

出来事に一喜一憂するのではなく、
その出来事から何を学ぶか?
どのような気持ちで超えていくか?
そんなレッスンを毎回しているのだと思う。

心は喜びを求め、
魂は成長を求める。

そして、あらゆることを滋養とし、
この世界を謳歌するのだ。

さあ、この夏、新たなる波乗りに向けて、
もうひと踏ん張り。

空を見上げて深呼吸。
ニコッと笑って、いい日にしよう。