(笑)兵庫県知事がパワハラで地方自治法に第100条に定められている委員会の設置をする動きがあるようです。

 

 この知事をはじめ、安芸高田の市長だとか若い首長さんたちのなんか良くわからない行動が報道で散見されます。

 

 昔は「地方公共団体は大統領制なんだよ。」と言われていて私もまんま鵜呑みにしておりましたが、勉強をすればするほど大間違い。というか、制定から時を経て、国が成熟するにつれて、地方自治法の改正が進み、地方分権が大きく進みました。そこで権限が移譲されたために、莫大な権力を手にしていると勘違いしていそうな若い首長さんたち。

 

 だから、百条委員会など設置されちゃうんでしょう。

 

 首長と議会は対等な二元代表制。対等という表現は不適切ですが、それぞれの役割にって、自由奔放に権限を行使できない仕組みが二元代表制。あくまでも、すべての重要事項は「議会の議決」を伴うもので、自分勝手な解釈など全く許されないのです。

 

 そこを勘違いしているっぽい。

 

 それはメディアもそうです。国政政党の構造をまんま地方に当てはめて報道したり、国の機構制度のミニ版が地方だと勘違いしている。

 

 大きな間違いです。

 

 とは言え、それを理解して地方公共団体の運営、議会の運営をしている地方議員さんがどれだけいるかというとこれまた疑問符だらけですけどね。(笑)