ご無沙汰です。元気です。

 

 ということで、タイトルの日本武道館での行事に所属する団体のおすすめで行ってまいりました。

 

 

 なんだか全く内容を理解していない中で伺った会場。いただいた資料を見て、あ~、お誘いの時、聞いたのはこのあいだまで船橋が選挙区だったお医者様の議員さんが企画委員長の大会なのでした。医師会の先生方が関わっている事業のようです。

 

 で、総理まで来てのものでしたが、憲法改正を謳っているせいか、自由民主党総裁としてのご臨席だったようです。

 

 しかし不愉快だったのは始まるまでの間(はるか1時間も前から)、本を読みたかったので本を読んでおいたのですが、甲高い声のソプラノ歌手の動画が、甲高い大音量で流されているのにはなんともなあの感じで、読書中止でした(笑)。

 

 で、会が始まって、岸田総裁の原稿棒読みはなるほど、生岸田は初めてでしたが、これが評判の悪い棒読みかと感心していたあとは次以降は、皆さんそれなりでして、大会なるものの趣旨も理解できました。

 

 が、今話題の長谷川岳議員の秘書上がりの北海道議の意見表明なるものに「?」となり、めちゃくちゃな違和感を感じました。

 

 というのは、私は新型コロナウイルスの問題の初期から地方公共団体の首長の発言にものすごい不愉快な気持ちになり続けていたことを思い出しつつ、またまた「?」なのでした。

 

 新型コロナウイルスの一連の対応で、小池百合子をはじめ黒岩祐治とかが責任逃れの発言だらけで、なんだこいつらと何度思ったことかという感じでした。

 

 多分安倍総理や菅総理など、忸怩たる思いだったと思いますね。

 

 というのは、地方分権が始まって20年以上経過して、パンデミック対応や保健行政の多くは地方に権限が委譲されて、「地方」の「首長」の判断で、できることの範囲がものすごく広範になっていたはずですが、前述した知事たちは声高にメディアを通じて国に責任転嫁をするかの如く、二言目には「国が」「国が」と言っていました。

 

 いやいや、お前らに権限があるんだからとっとと決断しろよ。というシーンがものすごくありました。

 

 さらに言えば、「地方分権」「地方分権」って言ってた知事に限ってという感じでした。もっと言えば、SARS(重症急性呼吸器症候群)の流行時から、感染症対策は、地方がしっかり対応を考えていなければいけなかったはずです。

 

 ということで、何を今更憲法を改正して感染症や自然災害に備えるって?ん?あれ?なんかそんなニュース最近見たな?って思って、スマホで検索をすると、ありましたよ~。

 

 「感染症や災害など重大な事態が発生した場合に、国が自治体に必要な指示ができる特例を盛り込んだ地方自治法の改正案は、30日の衆議院本会議で与野党の賛成多数で可決され、参議院に送られました。」と今日のニュース。

 

 そうよ。これ。あのとき、全く地方分権を理解しない首長たちの責任転嫁に怒った国の対応がこれですよね。ニュースを聞いた時、当然だよな。と思ったのですが、この件と今日の大会の趣旨とで、なんだかチグハグというか、メチャクチャな感じがしましたので、まあそんなものね。と思いつつ帰宅の途につきました(笑)。