このシリーズ(2)で、あたかも福島の処理水問題を中国が騒いでいることを肯定するものではありません。念の為。

 

 まさに政府が言うように科学的根拠に基づいて対応してもらいたいところです。

 

 しかし、昨日のラジオを聴いていたら、ASEAN首脳会議やG20で中国側との会談がどうなるかわからない感じです。

 

 公明党の山口代表では意味をなさないので、訪中が取りやめになり、総理が国家主席とは会談を断られたらしく、だいぶ「怒っている」姿勢を見せていますね。中国が。

 

 それがまあ仕方ないかと言う思いで、シリーズ(2)で書かせていただいたのですが。

 

 どうでしょう?勢いのある中国の外交攻勢。攻めの中国、守りの米国という感じがしないでもなく、ブラフなのか、すでに傲慢になりつつあるのかというと、わたしは完全にブラフだと思っています。

 

 かなり強かな戦略のもと、やっている感じです。そのうちゆり戻しがきますが、どんなタイミングでしょうかね。

 

 昔ですと、パイプになる政治家などが何人もいたし、いろいろと蠢いておりましたが、感情保守の皆様方の圧力により、表舞台の親中派がどこまで動けるのかと言う感じがしないでもありません。

 

 メディアでは、中国団体旅行客がインバウンド旅行客として10月1日の国慶節休みに期待していたのに影響が出そうだとか、さまざまな注意喚起がされていますが、これもある時パッと終わるものだと思います。

 

いずれにしても、日本はアメリカに引っ張られることなく独自の対中外交をしていただきたいものです。