さて、腰を痛め、身動きがとれず、在宅時間が増え、読書時間が増えました。

 

 遠藤誉先生の「

 

 

」を読了いたしました。

 

 

 

 ここのところ読む本の流れから、「アメリカ合衆国」と「中華人民共和国」について本が中心になっています。何度も何度も書かせていただいておりますが、発端は首相官邸の2800日→China2049→習近平の覇権戦略→首相官邸の2800日→CHINA AND THE WEST→米中対立→習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!という順で読んでおり、いまは、「裏切りと陰謀の中国共産党建党100年秘史 習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐」を読んでいるところです。

 

 一方机の上には、中国料理の世界史:美食のナショナリズムをこえて、安倍晋三 回顧録」公式副読本をはじめとして複数冊積まれております(笑)。

 

 さて、遠藤先生のこの本に色濃く書かれておりますが、アメリカという国が、様々な紛争を惹起してきたのではないかという問いかけが中心です。しかも独自に作成した資料をもとに検証をしている感じ。

 

 よく「陰謀論」をいう方々がおりますが、遠藤先生のバックグランドとその調査力を私は僭越ながら評価しております。

 

 佐橋先生の米中対立からも示唆されているのは、アメリカという国が世界ナンバーワンの国として君臨し続けようとしているが、それが崩されつつある中で、もがいている感じが、外交の随所で見えてくる感じです。

 

 昨日のニュースで、

 BRICS、サウジなど6カ国が来年加盟 歴史的拡大と習中国主席(左をクリックしてください)

 

 ということです。

 

 ウクライナ戦争で、少々見失いがちな話もたくさんあるような気がします。

 

 もちろん、我が国は強固な日米同盟によって、「国の存続」ができていることは言うまでもありません。従って、アメリカとある意味運命共同体でもあります。

 

 しかし、トランプ政権からアメリカ合衆国と言う国は、自由民主主主義の最たる国として世界に君臨していながら、トップにいただく人によって「外交」が歪むと言うことを見せつけました。

 

 もっと言えば、トランプ政権時代に戦争を仕掛けることはなかった。

 

 私は市井の陰謀論に与することはありませんが、いや~そうだよねえ~。ということが書かれているのが、「習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!」でして、このブログで私は話が上から下へ関連性のないバラバラなことを書いておりますが、この本の筆者は「アメリカ脳」と言う言葉を使って、警鐘を鳴らしているという感じです。

 

 追々、整理しながら続きを書きたいと思います。