さて、いままでずっと船橋市がらみのことや地方自治がらみのことを中心に書かせていただいてきたのですが、ここ最近は諸般の事情もあって、以前にも書きましたように、中華人民共和国のことを軸にした書籍を読み漁っております。

 

 まだ、ご報告する状況にありませんが、中国関係の友人と頻繁に連絡をとっております。とは言え、別に毎日連絡取るほどではありませんけど、いろいろと私が読んだ本の事実関係を知りたくて確認したりしているという程度です。

 

 さて、以前にもこのブログに書かせていただいた米中関係ですが、日本って、メディア情報で見聞する限りは、対中国関係に関しては、米国に翻弄されている感じが否めません。

 

 メディアの報道等が非常に少ない一面のみを報道していることによって、あまり中国情報に触れられない国民をミスリードしているなという感じが否めないのです。

 

 少なくとも、私が1980年代にお付き合いが始まった中国人とのやり取りですが、現在まで引き続いている中で、直接会って話したり、電話で話したり、メールでやり取りしたりと、中国政府の通信チェックのことを意識しながらも、政治的な話をしたりしている経験からして、「中国による台湾侵攻」の話は、所詮は西側諸国の作り話に過ぎないのでは無いか?という感触をまずはお伝えしたいと思います。

 

 このことは前にも触れたかもしれませんし、少し経験を交えて書いていきたいと思います。

 

 まず、お笑いは、つい先日、訪日観光客の中国大陸の友人の友人が、私が友人と会っている時に電話をしてきて、「今から台湾に行きたいけどどうすりゃいけるんだ?台湾の事務所に確認してくれ」ということでした。(笑)。

 

 おいおいおいおいおいと思いましたが、友人がどこに電話すれば良いかということだったので、台北駐日経済文化代表処の査証関係部署の電話番号を教えてその場で電話をしたら、「無理、今は方法がありません。」というつれない返事だったようです。

 

 「な~んだ、前は東京へきてそのまま行けたのに」みたいな友人の友人からの返事。(笑)。

 

 そうです。そもそも、私が中国駐在中の1980年代にすでに台湾人の大陸入国は行われ、以降、様々な交流が大陸と台湾では行われており、それは現在も続いております。

 

 ざっくり今チェックしましたら、台北と北京、上海、厦門等々中国の主要都市と台北の直行日運の運行は数多くあります。

 

 それだけ、人々の交流があるのです。このことだけで台湾侵攻はありますか?とは言いませんが、そもそも習近平国家主席が何かの中でそのような発言をしたというのも、これは、ただ単に売り言葉に買い言葉みたいな部分があって、最も最初に言及しているのは米国側にあったように思います。

 

 私が読んでいるあるいは読んだ書籍が全て正しいとは申しませんが、経験と照らし合わせて、さらには、まわりの中国人と話した結果としては、どうでしょうか?長い歴史の中で「中華人民共和国」という共産主義国家以前の「中国」としても、様々な戦略論をもち、「戦略」の経験を持つ中国人とその歴史を鑑みた時、どうなのかなあ~という疑問符を様々な部分でつけております。

 

 その疑問符をつけながらいろいろ考えると外交とはおもしろいもんだな。と。今更ながら国際関係論とか国際政治論とかを勉強したかったな。と思う今日この頃です。続きはまた。