前回のこのタイトルのブログに否定的な話がラジオから聞こえてきました。

 

 何のことはない。防衛費を増額していく過程で兵器購入をするとなると、輸入が多いので国内経済には影響を与えないということでした。

 

 なるほどなあ~。と。とは言え全額輸入兵器はないでしょうという感じがしないでも無いのですが、そこはまあ専門家に任せたいし、まだまだこれから様々な議論ののち、また、防衛省自衛隊の現場での予算の優先順位など解決すべきことは山積でしょうから、うまくやっていただきたいところです。

 

 一方、菅総理が増税論議の前に、やるべきことをやって、それでも足りなければ、増税を言うのが筋だろうというようなニュアンスのご発言が報道されていました。ごもっともではあるのですが、私の拙い認識では、少なくとも、国の事務を取り扱う部分の無駄の削減などはかなりやっていると思っています。

 

 かなり以前から行財政改革を言われ、年次単位でも着実に進めていると思うのです。私は、もはや昭和の時代の死語かもしれませんが乾いたぞうきんを絞るようなところまで来ているような気がします。

 

 なので、むしろ、淡々と財源の確保を考える場合は、議論になっているもの以外は無いような気がするのです。

 

 しかも、防衛費の増額、防衛力の増強は待った無しの国際情勢であることは間違いありませんから。と思うんですよねえ~。

 

 なんて考えていたら、岸田総理がウクライナの首都キーウを2月中旬に訪問することを検討し始めた。みたいな新聞記事がありました。ちょっと驚きです。というか、いかねえ~なこりゃ。という第一印象です。

 

 記事だと、「英国、カナダ、ドイツ、フランス、イタリアの首脳がキーウを訪問している。米国は国務長官や国防長官らが訪れたほか、バイデン大統領が昨年12月、ワシントンでゼレンスキー氏と会談した。G7のうち、首脳がゼレンスキー氏との対面での会談を行っていないのは日本だけとなっている。」と書かれていますが、それらって多くが「電撃訪問」のように報道されていたような気がします。1か月も前にアナウンスするってすごいなって思います。

たとえば、ペロシ米国下院議長が台湾を訪問したのは結構な話題になり、航空機運航状況リアルタイムアプリが最高アクセス数を記録したといいう話と共に、その時に米国空軍の戦闘機のエスコートもあったような報道もありました。

 

 日本国の政府専用機を自衛隊機がエスコートはできないだろうし、ポーランドから現地までは何で行くかは知りませんが、戦争当事国において安全の確保ってできるものなのでしょうかね?こういう事前アナウンスをしておいて。

 

 普通は、秘密裏に入念な計画と安全確保をしてとなるんだと思いますが、安倍総理の事件などを考えると日本国政府の安全に対する考え方って私は疑問符をつけるんですけどね~。たとえば、日曜日の報道で、2月中旬と言っておきながら、今週末に前倒して行っちゃったとなると電撃だし、むしろ安全確保がしやすいような気もしますが、あらかじめ予告などしようものなら、どうぞ狙ってください。って言ってるようにしか思えないんですけどねえ~。