さて前回は、「手順を明確にしていなかった。」という報告書用単語の問題点について書かせていただきました。

 

 しかし、次の文言もあるようです。

 

 月初回利用時の点検を適切に行わず、月初回利用点検表に車検満了日を誤記入(令和5年7月8日)のままコピーして利用していたため、車検切れに気づくことができなかった。

 

 ということは、矛盾するのです。「点検を適切に行わず」ということは「適切な」「手順」が周知されているから、「行わず」という言葉が続くのです

 

 賢明な読者の方はもうおわかりだと思うのですが、やらされ仕事をただ漫然としているからなのです。だって、「月初回利用点検表に車検満了日を誤記入(令和5年7月8日)のままコピーして利用していたため」って話も変な話。もっというと、公用車使用時の点検項目に問題がある可能性はあります。

 

 これによって責任の擦り合いをしていただければと思います。

 

 無車検無保険運行は重い処罰が伴う事件です。したがって、使用者側は安全運転管理者を置いているのだと思いますが、その意味がまったくなかったということになります。

 

 安全運転管理者制度(左をクリックしてください。)

 

 使用の本拠ごとだから、該当台数がないとか言い出しそうですが、そういう問題ではない。という意識を持ってもらわなければなりません。

 

 さて、さらに驚きが実はあったのです。

 

 「船橋警察署交通課に報告及び相談するため架電、経緯等について問われると共に、事情の聴取を受けた結果、「厳重注意」とする旨、口頭にて指導を受けた。」ということなのですが、重大な道路運送車両法違反事件を起こしていながら、この文章では、警察には電話で済ました。というふうに読み取れるのです。

 

 これがまさに、The船橋市役所なのです。何様のつもりなのでしょうか?私が上司だったら、あるいは責任者だったら、担当者を連れて、その日は帰れないくらいのつもりで後の仕事を対処してすぐさま警察署に赴きますね。

 

 それを電話で済ます。ありえない。

 

 こういう無礼を平気ではたらくのがThe船橋市役所なのです。

 

 さて話がそれちゃいましいたが、一番上の「車検満了日を誤記入(令和5年7月8日)のままコピーして利用していた」という部分も呆れております。どんなに真面目な職員が日付を確認してもその日付自体がご記入のまま使い回しされていれば、何度確認しても車検は切れていませんよね。(笑)。アホか!!

 

 って話。

 

 誤記入ってアナログ作業の部分になりますから、想定内の話です。人の手によるものだから間違えることが前提です。だから、そこの部分は、要チェック部分になっているか、都度チェックになっているかのどちらかでなければなりません。

 

 さて再発防止策として車検の手配の日付まで上司が確認して各職員も共有してたら全員が他人の仕事の日程とかを覚えてろって話ですかね?アホすぎます。