新型コロナウイルスの流行がなかなか収まりません。というより、ここ数日過去最多というニュースが聞こえてきました。

 

 改めて新型コロナウイルス感染症に関わっていらっしゃる関係者に敬意を表します。

 

 さて、いやだなあ~と感じるのが、法律上の分類を2類から5類へという論調が一気に増えてきました。厚生労働大臣もコメントを発したようです。

 

 ええんかい?本当にええんかい?って感じです。

 

 「世界的に見ても」なんていう論調も聞こえてきます。

 

 私は2類、5類の枠組みで話をすべきではないという気持ちです。従来の、感染症対策の括りでは解決できない話ではないか?と思っているのです。

 

 もっというと、初動の頃ですが、私は、この国の感染症対策、公衆衛生の考え方というのは、日本国民に極めて適正化されたものだと思っていました。今も思っていますし、間違えていないと思っています。

 

 そして、このCIVID-19事案として始まったこのウイルスの流行は変異を繰り返しながらいまだに収束を見ておりませんし、その特性特質性質が完全解明されていないと思っています。簡単に言えばいまだに未知のウイルスと言って良い状況だと思っています。

 

 重症化が減少してきているのかどうかは知りませんが、ワクチンの効果証明も適正的確かもわかりません。

 

 今後二価ワクチンも使えるようになるらしいのですが、これとて、大規模治験が始まるようなもので、具体的な数字は分かりにくいものだと思います。今日もニュースで効果は1.57倍とかなんだか倍とか言っておりましたが、元になる数値が曖昧なもので、わかりませんが、無辜の国民に治験を行うのでしょうが、まあそれはそれで良いでしょうが、完全に社会が緩んでいるのではと思うところです。

 

 もちろん社会的圧力があるからだとは思いますし、このパンデミック収束時に十分なる研究成果がでればそれはそれでありがたい話ですから結構なのですが、どうも最近のメディア系の論調には、日本の旧来からの医学の研究、公衆衛生などの制度への尊重というか尊敬というか、世界にも類を見ないと思われるほどのものがあったと思うのですが、どんどん崩されていくような気がしてなりません。

 

 いいのかなあ~思う今日この頃です。