私、往年のオーディオマニアというかオーディオ好きというかもはや死後になってしまっているような「オーディオ」にこだわりを持つ者でもあります。

 

 と言っても、「デジタル音響機器」が世の中に出始めてから、すっかりその興味は減退し今に至っております。

 

 とは言え、イマドキの「音」の環境を考えなければ時間の有効活用ができません。

 

 Apple Watchくんにある程度の健康管理というか運動管理というか、をおまかせし始めてから、「歩く」や「走る」が習慣化されるようになりました。

 

 それに付随して、その時の「聴く」という動作が加わりました。

 

 元々ちょっとしたこだわりの部分で、自宅では「有線のイヤホン」を好きで使用しておりましたが、「歩く」や「走る」の時には、「電話」を受けるのに「マイク付き」が必要だし、まあ、音質には妥協が必要。というのが私の結論で、スマホを購入の際に付属品として備えられているものを使用しておりましたが、どうにも「線」が邪魔。

 

 そこで検討を始めたのが、「完全ワイヤレスイヤホン」なるもの。

 

 我が家は、息子がかなり以前からこだわりを持って使用しておりましたが、娘も追随し、家内は息子のお古をと、3人が「万単位」の大枚を払ってのイヤホン購入。

 

 しかし、私は踏み込めず。

 

 懸念材料として、「落とす」。これはもう多分間違いなくあり得るなというのが私自身の「自分の行動」からの判断。

 

 もう一つは、「『音質』へのこだわりをどこで妥協させるか?」です。じっくり、音質を気にしながら聴くのは、家で有線のお気に入りで聴けばいいじゃん。が結論。

 

 その条件で初めての「完全ワイヤレスイヤホン」を試してみるかと思い、落として紛失を前提に口コミ等で商品選定をして、だいぶ前に購入をいたしました。当時、聞いたこともない会社。「TaoTronics」なるブランド?会社?(笑)。

 

 ここの53だか52だかっていう商品。まあ、感想はこんなもんかっていう感じの感想でした。

 

 音楽を聴きながら、ウォーキングをしていましたが、電話の契約形態を変えてからは、radikoでラジオ番組を聴くようになりましたからこれで十分というのが私の気持ち。

 

 まあ、案の定ですが、夜間ウォーキング中にマスクをいじりながら落としてしまうこと数度。一度などは、歩道脇の植え込みのあるところを夜間歩いていて、マスクを外そうという動作でイヤホンに引っかかり見事に落下。十数分探しまくってやっと見つかったということもありました。

 

 これってハードコンタクトレンズを落としてしまうのと同じようなイメージでした。

 

 なので、私は、自分を納得させられる「完全ワイヤレスイヤホン」は、何がどうあっても五千円以下。絶対にそれ以上は考えない。としました。

 

 そして突然に買い替えの時期はやってきました。(笑)。

 

 片方が、聞こえなくなりました。瞬間突発性難聴かと思いましたがイヤホンでした。

 

 色々とトライしましたが、修復できず。もちろん「工場出荷状態」をはじめ、ネット検索しまくり、トライしましたが、ダメでした。しかし、落としてもいいやの価格のものを購入し、かなり使い込みましたから、まあ仕方ないかと納得でした。

 

 今、ネット通販価格を見ましたら、もはや見切り品状態(笑)。千円台の価格でした。

 

 で、馴染んだブランドに敬意を払い、同じブランドの新しい同じような価格のものを購入しました。

 

 驚くほどの音質の向上に、むしろ十分すぎるほどの満足感をもって使用開始しております。加齢による乾燥肌の指でケースから取り出すとき若干難義しますが、まあご愛嬌。

 

 なので、様々なシーンで使用しておりますが、やっとタイトルの事象についてです。

 

 ラッシュ時の電車の中や駅での使用についてです。

 

 左右のペアリングが不安定だったり、途切れたりが多いんです。それが一番多いのが混雑時の駅の階段などを歩いているときです。

 

 で、ネット検索をしてみるとどうも、Bluetoothの干渉によるものらしいのです。確かに朝の通勤時間帯の道ゆく人の耳にはほとんど、イヤホンが。しかも、かなりの割合で、ワイヤレス。これじゃあ、確かに干渉し合うよな。という感じ。

 

 安定しない=Bluetooth干渉=Bluetoothで近隣の人たちのBluetooth機器に私のイヤホンが負けているという印象を持ちました(笑)。

 

 これって、大枚はたいて、すげ~のを使っている人も同じ現象あるんですかね?あるとしたら、なんだか許せないというか、私だったら、許せないだろうなと思いました。すげ~のだとそういう対策もあるんですかね?

 

 Bluetoothイヤホンの不思議でした。