参議院で新年度予算案が可決成立しました。

 

 さて、参議院でも国民民主党が賛成しました。さてさて、改めて衆議院通過時のことを考えてみたいと思います。

 

 私は好意的に受け止めております。

 

 来年度予算は一般会計の歳出総額が107兆円超だそうです。それらの枠組みとは言え、全面的に賛成の方っているのでしょうか?という、かなりナンセンスな疑問を呈しますが、総論賛成各論若干異議あり、それは運用の中で微調整しながら行きましょうよ。という感じの割合が5割を超えれば誰でも賛成したっていいんじゃないでしょうかねえ~。

 

 何だか、衆議院で国民民主党の当初予算案賛成事案があって、「『野党とは』当初予算案に反対すること。」だという論調に何ともイマドキにはそぐわないものではないの?と思ったところです。

 

 アメリカの政治系のドラマや映画を見ていると国会での(議決)態度(意思表明)は、議員個々の判断によるものとなっています。本当のところは調べたことがありませんが、多分その通りだと思います。

 

 アメリカがそうだからそうしろというのではありませんが、「野党とは反対するもの」という決めつけと、補正予算案は別扱いというのも何とも整合性の無い、説得力に欠けるものだなと思いますね。

 

 手前の当初予算に反対して、自分たちの気に入った補正予算は賛成する。何だかなあという感じです。

 

 政治なんてそんなものよ。

 

 そういう矛盾をはらんだものこそが「政治」だとも言えるのは重々承知ですが、国民民主の今後の政治活動には注目しています。

 

 逆に、日本維新の会に対して割と好感度を持っていたのですが、党を離れた橋下徹氏の昨今の発言に関しては、何だかなあ?感があります。

 

 最近漠然となんか違うなと思っていました。

 

 ただし、松井市長をはじめとして頑張っている維新の方々の地方自治をベースとした発信にはいまだに好感をしています。

 

 橋下氏に関しては、「大阪人 いつ気づくか次第」という西川のりおさんの新聞コラムを検索してお読みいただくとわかりやすいと思いました。

 

 「橋下徹という人は「1対99」の人なんです。99の人がそうだそうだ、と言うことに対して、常に1の立場から、「おかしい!」と発言する。そして注目され、評価される。」という書き出しで始まるこの記事ですが、出典がわからずこういう書き方しかできませんが、なるほどね。と妙に納得で、何とも複雑な気分です(笑)