私が所属する国際奉仕団体が毎年開催している弁論大会が本日開催されました。

 

 もう何度か、お手伝いをしているのですが、今回の役目は審査員でした。

 

 非常に気が重く、どうしたものか悩む毎日でした。

 

 私の評価は正しいか?の心配でした。

 

 最優秀の生徒には、わたしたちの団体がスポンサードして、条件もありますが、海外におけるホームステイをしながらの交流事業を経験してもらうプログラムに派遣をします。

 

 また、市教育委員会との共催ですから、ある程度の格式があります。入賞したら進学の際などに自己PRできる良いものだと思います。

 

 さて、毎回主催者側の裏方として準備運営の手伝いをしていたわけですが、今回は審査員。さてさて、審査の基準はあるものの、それ以外の要素はどう点数に反映させれば良いか?悩ましいものでした。

 

 自分の言葉で、自分の考えを表現する弁論とは?です。

 

 毎回思うのですが学校を代表して参加する生徒諸君の優秀さには目を見張るばかりです。

 

 そして、それらの生徒の弁論は二つのタイプにほぼ別れるんですよね。

 

 原稿を書いて、かなり高度な話をする弁士の生徒と、自分の身近なことを題材に思いのままに語る弁士とです。

 

 さらに、原稿は多分、多分ですが緊張して上がってしまった時のメモ程度の弁士と最初から原稿に名文を書いて丁寧に抑揚をつけて感情を込めて緩急をつけて読み上げる弁士。です。

 

 私の採点では「原稿あり」あるいは「メモあり」は、大人の手が加わり過ぎているという印象でした。

 

 それにしても優秀な生徒に参加してもらえる良い勉強の場でもありました。