事前にアポとるとか最少人数で訪問するとか当たり前のことに混じって辻副市長から開会前議運で質問に際して事前にペーパー等いただけるとありがたいとお願いしてあります。実際に頂けるかは議員の判断となります。

 

 ってことらしいのですが、まずここで私が問題視するのは、開会前議運のOn tha tableで辻副市長が発言していたとしたらアウトです。

 

 念のため、委員会の録画を見ようと思いましたが、あまりにもバカバカしいのとかなり冗長なのでやめました。

 

 で、それを受け入れたとしたら、議会側もアウト。さらに言えば手順を踏んだか?と言うことも問題になります。

 

 議会と行政の馴れ合いの典型である質問の事前提示。百歩譲って、やっているとしてもUnder the tableでの話ですから、議長が相談を受けても、議会運営委員長が相談を受けても、勝手に個々にやってくれと言うのが筋論。

 

 僕が議長だったら、うまくやりなよ。って言って、公式の会議、委員会の席上では発言はさせないし、Offでも発言させない。個別案件。

 

 そもそも、副市長のご出身は議院内閣制の戦場で「政府・与党」が馴れ合いの出来レースをする世界。

 

 一方、今、副市長として働いている場所は二元代表制の戦場。でもきっと副市長は二枚も三枚も狡猾なのでしょう(笑)。

 

 これでなし崩し的に、質問原稿の提出を一般化させる腹づもりでしょう。建前は違うと言っても、間違いありません。

 

 そのため、次のような逃げ口上を作っているわけです。

 

 訪問時において質問書等をいただくことは可能か確認する。

 

 その後のやり取りは対面がよいか、電話やメールなど会わない方法を希望するか、意向を確認する。

 

 緊急事態宣言と感染者数の増加に鑑みたとのことにしてやったわけですが、 私にメールをくださった職員は、当然議会に関係する職員ですし、住民福祉の増進を一番に考えている職員ですから、私に肩入れするでもなく、市長に肩入れするでもない至極真っ当な公務員くんです。何年選手か詳しくは知りませんが、40代後半から50代だったと思います。

 

「船橋市役所ってつえーって感じです。」

 

「転んでもタダでは起きないとでもいいましょうか、クラスター発生を逆手に質問取りをコントロールしてるってすごくないですか?」

 

「コロナや職員体制はコントロールできないのに(笑)。」

 

 とのコメントも合わせて下さいました。思わず吹き出してしまいましたが、最後の3つの言葉が今の真っ当な職員の気持ちを表しているなと思いました。