【独自】不妊治療の「人工授精」保険適用へ…来年度から、上限回数など検討

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 何度か書きましたが、最近、いろいろな方々のブログをフォローして読ませて頂いております。気軽なおしゃべりの新しい形だと勝手に思い込み、ある意味ブログの乱読という感じです。

 

 そんな中、フォローしている方の中で多いのが、不妊治療の経験談というか現状報告をなさっている方です。幸い私は二人の子供に恵まれておりますので、どれほどの方々が悩まれているのかがあまり実感としてありませんでした。

 

 しかし、書かれているブログを読むとかなり大変なようです。

 

 学生時代にお付き合いしていた女性が、卵管癒着で片方が詰まっているという話を聞いたことがありましたが、片方だけなので妊娠は可能という言い方だったことを思い出したり、結婚後数年は中国駐在があり、駐在中は子供を作らないことにしていて、帰国後なかなかできなかったことを思い出しました。

 

 私も産婦人科で検査をしたり、初期段階の薬を処方されたりでも、妊娠はありませんでした。ちょっと一旦落ち着こうみたいな感じと産婦人科の先生があまり焦る必要ないでしょう。みたいな話もあって、とりあえず何もしないで様子を見ようとなった途端第一子を授かることができました。

 

 その後も若干の心配な兆候もありましたが、次に息子が生まれました。

 

 その時の気持ちは、私は大した意識がなかったのですが、家内は相当なプレッシャーだったようです。

 

 また、友人知人で子供がいないご夫妻がいますが、深く触れたことはありませんでした。

 

 議員としてそのような情報を見聞きした時初めてその深刻さを各種書類や資料から文字面からは理解しましたが、それでも当事者の一つ一つの治療時の心象風景というか、心の中の叫びまでは聞き取ることは皆無でありました。

 

 しかし、ブログを読んでいると、ひしひしと伝わってくるというか、あまりにも切実であり、気が狂いそうなほどの焦燥感というのでしょうか。えもいわれぬほどの気持ちが伝わってきますし、自分自身をせめていらっしゃる方もいて、先進的な医療技術と倫理観の問題とどう折り合いをつけて私自身は考えれば良いのだろうかと悩んでいます。

 

 娘と息子が子供を授かる適齢期に入っており、これらの問題にぶつかったときに、かける言葉が見つかりません。

 

 お金の問題もさることながら、どう相対したら良いのだろうか?と大いに頭を抱えている自分がここにいます。

 

 子供を授かることを望む多くの皆様の希望がかないますようお祈り申し上げます。