タイトルの割には大したことを書くつもりはありません(笑)。

 

 ブログが途切れてる間に、船橋市役所の定期の人事異動がありました。ブログ内の検索をしていただければ何度も書かせていただいているのでいまさら改めて書くようなこともない気が致します。

 

 今回の人事は、収まってみればまあ、順当じゃないの。って感じですが、やはり違和感があるのが時期です。

 

 私はこれに関しては、国のやり方により親和性を感じます。

 

 大きいものはほぼ7月。常会を終わらせて幹部クラスの人事異動を行うようです。それ以外は、年間を通じて毎日のように人事異動の情報が出ています。

 

 さて、組織をいじることと人事をいじることは別物のような気が致します。適材適所という言葉をよく使いますが、人事•組織が硬直化しないようにすることが肝要だと思います。そして、常に組織が活性化されていることだと思います。

 

 地方公共団体がそうなのか船橋市がそうなのかは細かく比較検討をしたことがありませんが、私の知る限り民間企業も含めて、組織も人事も「最重要」な事案であり、公平•公正かつ正確な「人事情報」と「組織運営実態」を経営幹部が把握できていなければならないと思います。

 

 毎度お馴染みの私の中国駐在中の話ですが、何度か書かせていただいた「档案」というものだったと思いますが、A4くらいの封筒に赤い文字で「档案」と書かれた人事情報が「人」について回ります。これは、国家による国民管理を目的に作成される個人の経歴、思想等の調査資料を収集した秘密文書といわれておりますが、私は国家ではなく「中国共産党」がだったような記憶があります。職場の党委員会書記の元に集約されているものという認識でした。

 

 実物を見ておりませんからなんとも言えませんが、「うわさ」によるとありとあらゆる「人事情報」が記載されているとのことでした。職場を変わっても本人が見られない状態でついて回るということでした。

 

 通常の人事関連書類で確か、中国語で「出生身分(成分だったかも)」と記載された部分がありまして、これにはことのほかショックを受けまして私の中国観は一変した記憶があります。平等でもなんでもないじゃんという感じです。

 

 「幹部」とか「貧農」とかいう表現で出身の身分が書かれていました。

 

 そこから中国の階級社会というものをまざまざと見せつけられ、毀誉褒貶の渦巻く恐ろしい社会であることを感じました。

 

 裏付けをとるかどうかもわからないまま、ありとあらゆる人事関連の噂話を外国人スタッフにも刷り込み作業が行われ、少しでも有利なポジションにつくことに多くの者が腐心している感じでした。

 

 文化大革命の余韻がまだまだ残っているような時代でもありましたから、それはそれはすごいものでした。

 

 そんな中で万人に正当な評価を受け、上に上がっていくというのはある意味「至難の業」と言っても良いくらいだと思います。

 

 それでも、多くの社員の日常的な注目は、組織と人事に集中していました。

 

 国が違っても、組織と人事は切り離せないものでものでもあります。

 

 中途半端ですが、今回はこの辺で。

 

 実は今後のブログは長すぎないようにを心がけたいと思っているのです。切り方が少々不自然ですが今後は気をつけながら短めでいきたいと思います。