朝、フジテレビのワイドナショーを見ていて、思わず笑ってしまいました。

 

 いわゆるメディアをはじめ行き過ぎた「言葉狩り」についての話でした。森先生の女性蔑視と貶めた一連の騒動を冷静に見つめたらどうなっちゃうのよという感じの話でした。

 

 立川志らくさんも出演していて、「『配慮』や『自主規制』が必要な時代。」ということで、古典落語はどうなる?という振りがありました。

 

 思わず吹き出しちゃいました。

 

 そしてさらに前後してですが、「100日後に死ぬワニ」がアニメ映画化で、「100日間生きたワニ」に名称というかタイトル変更をするという話。昨今の「コロナ禍になり何でもない日常が失われ、掲載当時より死を意識する世界になってしまったから」という制作側の意図があるようで。と説明が。

 

 それから、もう一つの話題は、よく知りませんが「Mr.ポテトヘッド」というのをジェンダーニュートラルの観点から「Mr.」をつけないで「ポテトヘッド」に改めるという話もしてました。

 

 更には鬼滅の刃の次のシリーズか何かが「遊郭編」だけど「遊郭」は教育上よくない。と。

 

 もうそうなってくるとめちゃくちゃにいろいろと話があちこちに飛んで、古典落語全部だめじゃん説になってしまいました(笑)。

 

 古典落語って日本の良き文化としての地位が確立されていると思いますが、危うくなってきますよね。

 

 私は「日本語」というのは、場合によっては文字一文字一文字に特有の雰囲気やイメージがあってベストマッチングの「文字」や「表現」「発音」があると思っております。それを理解しない人たちがあるいは「字義通り」の狭義の解釈しかできない人たちが声高に、「否定」をしたり「規制」をしたりすることはむしろ日本の文化を冒涜し、貶める行為だと思うのです。