森喜朗著 を読み始めました。

 

 

 

 実は、ここのところ読書癖というか読書欲というか、雑誌や電子書籍ではないしっかり手に持つ書き物に飢えている感じで読み漁っているまではいかないまでも、手にしない日はありません。

 

  実は、「冷徹と誠実」と「小池百合子権力に憑かれた女」と「築地と豊洲」に関して書きたいことをためちゃっているのですが、またまた小池百合子が目につくニュースが多く、また、森先生の退場劇が心配になりということが、「遺書 東京五輪への覚悟」を読むきっかけでした。

 

  いつものように「はじめに」ではなく、目次の一部を引用させていただきます。

 

  下記の通りです。

   

 

 森先生を嫌う方が結構いるのですが、なんでだろうと不思議でした。というのは、傲慢だとかふてぶてしいとか言われているのは、ある意味、そこまでの地位についた方で日頃厳しいことを言うシーンが見られてしまうからだと思っていましたが、「いやいや、こりゃ確かに敵を作るわな」と思うようなことが満載の本でした(笑)。

 

 私は、過去にものすごくお近くで接する機会がありまして、先生の魅力に触れ、また、散々お世話になったものですから「余人をもって代えがたい」派です。

 

 まあ、とは言えこれまた後任がさらにお近くでお付き合いをさせていただいた橋本聖子先生ですから、まあまあまあと言う感じです。(笑)。平成13年の選挙をしっかりお手伝いをさせていただきました。前年だったと思いますが私の自宅にお越しいただき、選挙活動を仕切って欲しいと言われ、お引き受けしたのです。初めての非拘束名簿式導入で雲を掴むような選挙でした。

 

 そのときの選挙後の打ち上げパーティでは、「体育会系」飲み会で盛り上がりました。さてそれはさておき、森先生の「遺書」の目次をご覧ください。

 

 読み始めて驚いたのは、私とマインドが全く同じだったことです。いや〜、森先生と同じと言う言い方はある意味僭越なのですが、「昔の政治家」報道もあって、なんともなあ〜と言う感じです。

 

 何度か、最近のブログで森先生擁護のものを書かせていただきましたが、女性蔑視どころか大変な女性擁護論者である森先生がなぜこんなことになってしまったのか?を改めて知りたかったからです。

 

 私は、私立幼稚園PTA団体で会長、副会長の関係でした。遠藤利明組織委員会長代理も一緒に副会長を務めておりました。お二人でラグビーW杯招致活動などは、団体活動とは関係ありませんが、会議の休憩時間などに話していらして、ご活躍だなあと思っておりましたが、さて、私立幼稚園PTA団体ですから、当然、女性中心団体。さらには経営者側の団体の方も当時は女性会長でした。

 

 女性を尊重をし、話をよく聞き、本当に大切にしていらっしゃいました。しかし、一貫して厳しく我々がよく見聞きしたシーンは「わきまえない」人です。ものすごく厳しい、本当に厳しい先生でした。

 

 「わきまえる」ことはありとあらゆることに関してです。もっというと、政治の世界において、そして世間の常識としての「わきまえる」ことに関してです。いや〜それはそれはものすごく厳しい、めちゃくちゃ緊張感の続くものでした。 

 

 それはさらに申し上げると、「わきまえる」こと=前後左右上下360度に対する気配りです。些末些細なことも気配りができる、気配りを求める先生です。

 

 ですから近くにいた方々は、尊敬をし、感謝をし、敬意を表しているのだと思いますが、一方でわきまえない、常識のない、あるいは「公」の逆目にいる人は情け容赦なくそれらの事項についてご指摘になる先生でした。そのご指摘が的を射ている内容ですから、ぐうの音も出ないのです。

 

 本当のことを言われると人は怒るわけですが、まさに森先生を責め立てる人はそう言う人たちで、そう言う人たちがためにすることを言うのでしょうね。  

 

 目次ご覧ください。ボロクソでしょ(笑)。  

 

 この辺が私のマインドと一緒なのは私は及びもしませんが、上品に人当たりよくしていた時期があると思うんです。そしてメディアに対してもですが、きっと大切にしていたはずなんです。そもそも議員になる前は新聞社にいたはずですから。  

 

 しかし、本当のことを言うことは怒りを買うこととわかっていながらも、正直な政治をしないとダメだと言う意識がものすごく強いのだと思います。  

 

 それは長年の経験からくる信念だと思います。  

 

 数字だけで女性を登用することの危険性をよくわかっていらっしゃるのだと思います。  

 

 特に、この本を読んで小池百合子に対する記述は辛辣です。実は森先生が派閥の長の時に派閥総会に毎週参加させていただいておりましたが、その時の小池百合子の「わきまえない」行動は目立っておりました。最初の目次はちょっとしか書いていませんが、そもそも第5章は「小池流『見直し』とは何だったのか」とまるまる小池百合子の行状を明らかにしています。  

 

 同時に最初の章では「オリンピック」とはについて事細かに正確な情報(普通だったら隠してしまう裏側なども含めて)がわかります。  

 

 そこで、このブログの前のブログにYouTubeの山口さんの小池百合子についてのことをお話しになっていますが、いやいやさもありなんだな。と思い、まだ読んでいる最中ですが、このブログで森先生の著作を紹介させていただきました。  とにかくいかに小池百合子がひどいか。です。(笑)。  

 

 ちょっとこのブログのタイトルとはずれちゃいますが。  

 

 森先生にも触れている動画ありました。