先般ある関西系のテレビ番組で大野和基氏が「トランプ(が大統領)になってから平和になった。米国に20年住んでたが、オバマは偽善の塊。表面上は良い大統領、裏ではメディアを弾圧。自分にマイナスな事は絶対に出さない。それをトランプが取り払った。一見、むちゃくちゃに見えるけど全部計算済み。つまりアメリカファースト」と発言をしていました。

 

 なるほど。と思いながら、昨今のブログにも書いているように「字義通り解釈」が気になっている昨今ですが、今般、森喜朗先生がメディアでバッシングを受け、謝罪撤回をすることになりました。

 

 さて、女性蔑視発言とメディアにめちゃくちゃバッシングを受けたのですが、そうなのでしょうか?

 

 森先生は、そのご自身のご経験の中で、メディアの記者とはまったく比べ物にならないほどの方々との触れ合いがあり、数多くの会議体にご参加なさり、様々なシーンをご覧になってきています。

 

 今回メインに取り上げられた、女性の発言の件ですが、「経験からの『実態』」を他の人からの言葉として申し述べたわけですが、メディアではキャスターが「不愉快」だと表現していました。

 

 さて、性差だけで人数を決め、人選をするというのは、「能力」や「経験」も含めその「個人」の「評価」で人選でなく「女性」の「個人」を人選したら、それって大いなる「差別」であり、むしろおかしな話でないだろうかと思います。

 

 いま、夕方のニュース番組なるものを見ていますが、女性キャスターや女性弁護士などが早口でまくしたてています。こういう人たちがきゃあきゃあ言っている限り、男性側のあきらめは続くんだろうなと思います。

 

 私は、森先生から直接食事の席で「男女共同参画」の意識について伺ったことがありますので、男尊女卑でもなんでもなく、極めて公平な男女平等論者だと思います。

 

 極めて実力主義であって、そこには本当に性差など関係なくLGBTQをも受け入れる素地のある方だと思います。

 

 但し、無条件に女性に一定人選枠を与えるという発想は嫌っていると思います。私が直接聞いたのは「女性は女性ならではの役割があるから尊重をしなければいけないんだ。」というニュアンスでおっしゃっていました。

 

 しかし、この「女性ならではの役割」という表現さえも揚げ足取りのようにいうのが今時のメディアだと思います。

 

 冒頭に書きましたが、ある意味大野和基氏の「アメリカの正義は『偽善』である」という趣旨の発言には衝撃でしたというか、私の経験ではまさにその通りだと感じたからです。

 

 自由と平等の国で差別もないように言われているアメリカですが、私が仕事でアメリカを西から東に横断しながら営業の仕事をしたときに、明らかなる黄色人種に対する差別はありましたしね。

 

 反権力をあたかも正義のように振りかざし、菅総理叩きをしたり安倍前総理を叩いたり、森元総理を叩いたりって報道する姿勢はいかがなものかと思いますね。

 

 いま、COVID-19でその対応に関してあたかも後手後手であるかのような報道をしていますが、例えばワクチンの接種がG7諸国の中で始まっていないのは日本だけと報道がありました。

 

 日本とG7各国と感染状況や死亡者数など正確に比較見当ができる数字を上げて、尚且つ他国に比して遅れている理由を報道して国民に判断できる情報を提供することがメディアの務めではないでしょうかねえ~。

 

 どうも偽善に満ち溢れた正義感を反権力という形で表現することはある意味犯罪にも匹敵するのではないかと思いますね。

 

 嫌な気持ちで、勢いに任せて書きました。ごめんなさい。