まずまずい。また間が空いてしまいそうな感じになって、パソコンの書きかけの文書をチェックするといくつもあるではないですか。ヤバ!!

 

 この連休の静かな時間を使って整理したいと思います。

 

 さて、海からの景色を見つつ、考えたことの一つは、海上交通の件でした。しかし、もっと大切だと思ったことが、教育における「海」です。

 

 私はアジ釣りを通じて、改めて「海からのめぐみ」「海の恵」を考えつつ、船橋、市川、浦安、東京都、川崎、横浜を海から見たとき、その端から端まで見渡せる状況を鑑みたとき「なんとちっぽけな」と思う気持ちと、都内の街並みのスカイラインというか建物の高さのスカイラインを見たときの「様式美」というか、と、裏腹に浦安より千葉寄りの特に船橋の「低さ」があって、その視線を千葉にまで向けると再び「都市の様式美」を感じるのです。

 

 そして、東京湾内には様々大きさの船が。さらには帰りには海上保安庁の船も。

 

 そして、京浜工業地帯、京葉工業地域が一望できます。

 

 東日本大震災後、海浜公園プール跡地に学習施設を設置しましたが、実体験主義、経験尊重主義の私としては、実際に海に出ることこそが子供たちにとって重要ではないか。と深く考え込んでしまったのです。

 

 20世紀迄の日本は、国土が狭く資源も無いというのが小中学校の授業でも定説でした。しかし、21世紀からは領海を含めた「排他的経済水域EEZ」の面積では、約447万平方キロと国土面積38万平方キロの約12倍の広さを持っており、この広さは世界第6位となっています。

 日本の排他的経済水域の面積(約447万平方キロ)は陸地の面積に例えると、アメリカや中国、ブラジルの陸地面積の約半分に相当し、インドとパキスタンやバングラデシュ・スリランカの4か国を合計した面積と同じぐらいに相当しています。

 また、海底資源の点でも、太平洋側や日本海でのメタンハイドレードや尖閣諸島周辺の石油埋蔵、南鳥島周辺のレアメタルなど多くの可能性を秘めています。

 

 参考・参照)

 国境離島WEBページ(左をクリックしてください。)

 

 海洋国家(一般社団法人 日本探偵業協会)(左をクリックしてください。)

 

 このことから、我が国のことを考えるときに海、国境、漁業、各種地下資源等々切っても切れない関係なのが「海」であり、郷土史、産業を意識したときに、「漁業」は避けて通れないものです。

 

 私は、「学習船」による、子供たちの「体験」をさせるべきだと強く感じました。「見る」「『危険』を感じる」(揺れ、風)、匂い、ゴミの浮遊、航路の仕組み、漁業、商業、工業などとのつながり、感じるべきことは多岐にわたり、ものすごく多くあります。

 

 百聞は一見に如かず。です。

 

 では、市が船を持つのか?私は市が出資する団体等に所有管理をして貰えば良いと思いますね。市民用の学習船のイメージですね。これはスターフェリーの延長線上で、あのレベルの船で良いのではないかと思っています。

 

 参考・参照)

 The “STAR” Ferry Company , Limited(左をクリックしてください。)

 

 もっと言えば、湾岸地域数市(が出資する団体)で所有するのも良いのではと思いますね。

 

 千葉県側の湾岸の地方公共団体の考え方を唱える人って結構いるのですが、決して足並みが揃うものもないんですよね。(笑)。

 

 僕は、横浜市と船橋市で連携って良いと思うんですが、片思いに過ぎませんかね(笑)。

 

 しかし、ことの本質は、行うための手段ではなく、どういう手段であれ、子供たちを安全に海に連れていくということと、海からの風景を見せる。さらには、漁業、海上保安(海上交通等を含めて)、気象なども海からがわかりやすい気がしますが、そして全般的な自然。

 

 とにかく、教育に絶対不可欠なんじゃないかと書きながら思っています。