自民党の外交部会が揉めていたのでしょうか?(笑)。

 

 外交は国の専管事項。だとしたら、慎重に扱っていただきたいものですね。ある先生がTwitterで呟いていました。中華人民共和国とは領土問題は存在しない。と。

 

 表で、政権政党が領土問題として、中華人民共和国の国家主席を国賓として招かない理由に持ってきてしまったら、「負け」です。

 

 大変けしからんことを毎日のようにやっていますよ。しかし、それを国賓招聘問題とからめるのは愚の骨頂。国会議員たるものもっとしっかりしていただきたいものです。全く論理的ではないし、過去、多くの国会議員、政権が努力をしてきたにも関わらず、尖閣諸島の問題を惹起してしまうのは大変よろしくないことだと思います。

 

 しかも、笑えるのがこれらのことでギャアギャア騒ぐのは「中華人民共和国」を対等かそれ以上に見ている証拠です。香港の問題もそう。あんなことをやっているのは「民主主義発展途上国」だからこそなせる技ではないでしょうか?

 

 いやいや「共産党独裁国家だろう」とおっしゃるでしょう。

 

 笑っちゃいます。彼らには本気のイデオロギーなどありません。旧来の共産主義を全うしようなんて気持ちはさらさらありません。中国独自の新しい形の国家運営とでも言うのでしょうか?国家体制かな。今まで世界に存在しなかった国家運営をしようとしているのではないでしょうか?(笑)。

 

 社会主義市場経済なんて言っている時期もありましたが、もうそうではないでしょう。世界制覇が視野に入ってきたが故にかなり余裕を持った感じがします。

 

 たぶん中華人民共和国の「指導者」と呼ばれる方々の誰一人として中国を共産主義国家などと思っていないのではないでしょうか?ましてや人民は微塵も思っていないでしょう。自分経済主義とでも言うのでしょうかね(笑)。

 

 で、行きすぎると「見せしめ」が待っていますが、それらも折り込んでおけばなんら怖い事はないでしょう。

 

 尖閣の問題などは、国賓として迎える準備の段階での協議事項ではないでしょうかね。そうおっしゃっている方も結構いらっしゃいますが私もそうだと思います。「国賓として来るなあ~」って言ってたら、永遠に領海侵犯し続けますよ。

 

 ましてや、「下っ端」の厳重な抗議は効かないでしょう。(笑)。「法治」なんてまだ意識できない法治国家としても発展途上国なんですよ。それなのに、対等だと思っちゃっているところが自民党保守派自認の先生方。(笑)。

 

 小さな子供を立派に育てていくにはどうしたら良いか?

 

 こっちにおいで。おいしいお菓子をあげるから乱暴なことをお友達にしちゃダメだよ。って話でしょ。

 

 これから立派な大人になっておじさんたちが歳とったらその面倒を見るんだよ。って話ですよ。

 

 欧米諸国の方がまだずっと大人じゃないですか?香港問題も米中の問題を持ち込もうとする米国に対しての対応も。

 

 もはや、どんなに偉そうに騒いでも、中国との経済的な関係は切っても切れないものであると最近目の当たりにしたばかりではないでしょうか?

 

 未曾有の経済危機。中国抜きの体制の構築が急務だ。みたいにおっしゃる方がたくさんいらっしゃいますけど、そうですか?

 

 私は中国抜きの世界経済というのはもはやあり得ない。むしろAfter COVID-19は下手すりゃ中国が一気に覇権を握る可能性の方が強いのではないかとさえ思っています。なぜなら、彼らは、人民の全てが頂点にたっていないから。

 

 頂点に立つと抜かれていくだけで、守勢に回らなければなりませんが、まだまだ、私は中国の人民全てが豊かな生活をしているとは思っていません。

 

 ましてや豊かな教育を全人民に施しているとも思いません。人口が多いが故にできていないことがいっぱいあります。

 

 大人の対応が必要だと思うんですよねえ~。