この現代、インターネットの急速な普及により、情報の伝播はものすごい速さで拡がっていきます。

 

 だからこそ、身体、生命に関わるような情報は、正確なものでなければなりません。そして日本人の古来からの道徳心においては、そのような意識を当然のことと考えるものだと思っておりました。

 

 そして、武士道をはじめとして、日本人の心ではありえないことが毎日のように流されています。今、日本国中が半狂乱状態になり、批判の矛先を政府に持っていくような事案が多発しているCOVID-19の疑情報、偽情報、不確定情報、未確認情報の垂れ流しです。

 

 未知のウイルスを少しでも、その被害を小さくしようと努力をしている政府に対して後出しジャンケンのごとく批判の嵐はなんとも「日本人」的には「卑怯な奴ら」にしか見えません。

 

 我が国の政府というのは、優秀な、極めて優秀な官吏が、様々な協議をしながら要所要所を政治とともに協議をし、方針を出しながら前に進めていると思います。それとは裏腹に、未知のウィルスは、どんどんと罹患者を増やし、どんどんと発症者を増やしています。シーンシーンでは、過去の学問では想定できない事態が起き、その対策・対処を瞬時と言って良いほど短時間で求められ、世論は勝手な方向をあるいは勝手な理屈を極めて身勝手に惹起し続けるという不気味な国民性になってきている気がします。

 

 極めて「軽く」「薄っぺらい」話が蔓延しているとしか思えません。

 

 日本人とはこういう民族でしたっけ?

 

 今更ながらで、メディアが旗国主義など解説したところで「軽」「薄」化した国民にはもはや通じず、何もかもが政府批判の標的。

 

 全てが、一部の切り取りによる情報に基づく後出しジャンケン的批判ばかり。例えば、アメリカのCDCと同じような組織を作るべきだなどということをここ数日はいうメディア関係者がいますが、それは落ち着いた段階で言えば良いし、別のメディアでは、そんなものはとうの昔に議論済みだというし、もう素人は黙ってろよ。と叫びたくなる感じ。

 

 何もかもが手軽に気軽になったせいもあり、自分自身も反省すべき点はありますが、なんとも現状を色々と鑑みると、もう多くの政府関係者の方々は自らの生命や健康などは二の次で、その危険を顧みずに職務に専念していると思います。

 

 それなのに、なんともなあ~という感じですね。