改めて、録画を拝見しております。

 

 会議名:文教委員会 会議日:令和元年12月4日 予算決算委員会文教分科会散会後

 (上記をクリックしてください。)

 

 ですが、まあ、ボロボロ。ですね。質問も答弁も。まだ見始めで、ブログを書き始めていますが、委員側の質問の深掘りが全く効いていません。

 

 津曲委員の質問を聞いているところですが、朝倉委員、津曲委員ともに入り口の部分を聞いていると、そこを突っ込んでいけば、深く良い議論ができるなと思いますが、ありゃそこで終わり?次行っちゃうの?って感じです。

 

 朝倉委員は、まず面白い視点でした。というか、委員が委員会の表で聞くか~という内容なのですが、まあそれはそれとして、答弁側もダメでしたね。

 

 施行日とその場合の不具合についてなのですが、これって、改正理由が市の事情であって、国の法令改正や県の例規改正などに基づくものではありませんから、もともと「期限など無い」という前提で攻めなきゃいけないのに、そうでなかったことです。

 

 私だったら、施行日がバラバラですから、だったら、全部今出す必要ないじゃない。という前提で質問を続けます。

 

 どういう政治日程が絡むから一括上程なんだ?をあぶり出す必要があるわけです。

 

 そもそも、前のブログにも書きましたが、一本(一括)条例で行こうとしていたものを、天の声ほど強くもない声でヘタレて、分割したものですが、本来はこの分割した形で条例があるわけですから、条例単位で改正作業をすべきであって、さらに申し上げれば、この委員会の委員は確定情報ではありませんが、どうも一本化して総務委員会の付託議案になりそうだという話でした。

 

 そのことを前提に論理を組み立ててれば、簡単なんことですね。

 

 もともと一本化だったから、施行日がずれていても、一本でいく体制で条例の基本部分を整えた。しかし、分割しちゃったから、条例単位で深く考えなければならない。

 

 逆にいうと、メンツと行革視点だけで一本化を考えたから、「一本でいける」という発想ですが、利用者目線で行くと全く違う話。多角的、多眼的な視点に欠けているから今回のようなことになっています。

 

 分割をしてというか、もともとの個々の条例の使用料部分の改定であれば、担当課も最初から自分たちの責任において条例改正作業をしながら法務課との連携も密にするでしょうけど、今回はくどいようですけど理念などなく、市長副市長のメンツにかけての作業でした。しかしそれだって自分たちの失政を覆い隠そうとするだけの作業であるがゆえに、強権的、高圧的な指示によるものとなり、仕方なく9階の企画財政部が「いやいややる」こととなり、それが関係部局、課に伝染しちゃったんですよね。ですから、はなからやる気なし。ということは質問されたって、「そんなの俺知らね~し。聞くなら山崎に聞いてくれよ。」という声なき声が私のもとには届いているわけです。

 

 その声なき声も、山崎副市長とか職位、職称を付していうならともかく、もう呼び捨てですもんね。よほど腹に据えかねているんだろうと思いますよ。

 

 それにしても、市民文化ホールや公民館のお尻は決まってるの?の質問に、システム改修と施行日の関係が自分たちの都合だけで物申している部分が笑えました。もうめちゃくちゃ。途中で財政が答えたときにはのけぞりました。

 

 答弁をした瞬間に「私が責任を持ちます」って裏側で言っていることになります。

 

 だから、本来は余程のことがない限り、今回の場合は財政課が答弁すべきではありません。

 

 前述しましたが、今回の各値上げ議案は「船橋市の単なる都合」にすぎませんから、どんなに時間をかけてもいいんです。議会が納得して、市民に十分な説明ができるようになった段階で議決すれば良いだけの話です。そのことが誰もわかっていません。議案とはそういうものです。ですから、下記の延長のルールや継続審査のルールなどが厳格に決まっているのですし、提出側は、そういうことも踏まえて、議案の提出ならびに説明、質疑に対する答弁を用意するものです。

 

 それが十分にできていない段階で議案を議会に上程しちゃうというのは本末転倒というか、議会を愚弄しているとしか思えませんが、無痛症の議会は、そういうことも感じられないようです。朝倉委員の冒頭から入りはある意味的確だったわけです。しかし、日程の問題があるかないかを聞いただけで終わり。で、大した問題ではないシステム改修が次年度に影響があるという話では、ほぼ意味をなしません。

 

 そして、他の改正案提出課が問題ありませんという態度であれば、津曲委員が後追い質問をしたように、長い間放置していた値上げをおいそれと簡単に認めるわけにはいきませんね的発言につながるわけです。

 

 で、もし、そういう気持ちがあれば、徹底的に行くべきなのですが、いかないところが、なんともなあ~という感じでしょうか。

 

 多角的なツッコミが欲しいところです。