立憲民主党の石川大我議員という参議院議員がTwitterで次のように述べています。

 

 【独自調査:やはり公選法違反!】 「桜を見る会 前夜祭」が久兵衛の寿司つき5000円会費で開催された件。事務所でホテルニューオータニに見積を独自に依頼、先ほど届きました。同様の条件で800人の宴会。ひとり13,127円。やはり差額供与で公選法違反濃厚。予算委員会の集中審議で安倍総理が説明すべき。

 

 とのこと。「同様の条件」との記述に虚偽の可能性という情報がネット上で出回っています。

 

 私もそう思います。ホテルニューオータニのようなホテルが、仮に総理と同じ条件で見積もり依頼があってそれに応じるかと考えれば、「常識人」であればあり得ないとすぐ理解します。

 

 ホテルでタリフという言葉を使いますが、ありとあらゆる提供サービスに「定価」つけています。特に宿泊費を指してタリフという場合がありますが、しかし、それは営業政策上のもの。ホテルには全てのサービスに価格が付きます。これ以上は書きませんが、売り手と買い手の双方の意識で「決まるもの」として存在することも否定できません。

 

 ネット上の情報の真偽がどこまでかは不明ですが、次のような情報がありました。

 

 結論から言うとホテルニューオータニは「特定顧客と比較するような見積もりを出すことは絶対に無い」と見積書の提供を強く否定。一方の石川事務所も「見積もりは石川事務所が開催する宴会としてホテルに条件を指定したもの」と認め、ホテル側にも安倍総理の件とは伝えていないという。石川議員のツイート内容では同等条件とされているが、どのオプションも安倍後援会とは比較にならないほど高額であったり、会場もランクアップされていることが取材と調査で判明した。  

 

 さらに、野党とメディアが報じる「宴会は1万円1千円から」というのも、前夜祭とは関係のない別の質問に答えたもので、宴会の金額に下限は設定していないことが判明した。

 

 全文は以下のページにてご確認ください。

 

 KSL-LIVE!(左記をクリックしてください。)

 

 https://ksl-live.com/blog27372?fbclid=IwAR3AVWKtR8q1B1r66YY3c29QIALQNtYpULHJIC0Bdh-bFg8PrLQTmauKX88 .

 

 昨今、ホテルのインターネット比較サイトや航空券の比較サイトがあって、価格のカラクリを解説する情報も普通に入手できます。そんな時代に、ホテル宴会のカラクリを知らないとしたら、さてさて、「参議院議員」としていかがなものでしょうか。

 

 議員と政治資金のためのパーティーって切っても切れないような部分。毎回とは言わないまでも、議員本人が仕組み、カラクリをチェックしなければ、怖くて実施などできません。

 

 あまりにも稚拙な発想にただただ驚くばかりですが、これが彼だけの話ではなく、日本全国の政治の世界に蔓延していることは言うまでもありません。