知らない間にというか、知らない間にアップされるのが本来なのですが、会議録がアップされておりました。

 

 あら?そうなの?(左をクリックしてください。)

 

 から書き始めました船橋市議会のタブレット導入に伴う紙資料の廃止をやめちゃう話ですが、続きの会議録がWebSiteに上がりましたので、再び論考を加えます。

 

 関係方面に確認しましたら、このことに関してまだまだ会議録が上がるようです。(というのはまだ協議中らしいっす。)(笑)。もう笑うしかないというか、なんというか。

 

 これで市が行う行財政改革を議論するという立場に値するのでしょうか?まずは隗より始めよ。が崩れ去っていきます。

 

 アップされました、8月5日の会議の記録を読みながら考えてみます。

 

 以下会議録中の「長谷川C」が私のコメントです。

 2.紙資料の配付について

 

 ○議長(日色健人) さきの会代会で、今期の紙資料の配付について、どのようにするのか、次の3案から決めることとなった。

 

 長谷川C

 約1ヶ月経過しましたが、議会の代表として自身の議会内の保身だけを考えていたのでしょうか?考え直して、当初の決定通りに戻そうという提案をしようという本件の「本旨」を貫くという代表者としての矜持はなかったのでしょうか?残念ですね。

 

 まずA案は、現行どおり、つまり紙資料の配付は行わず、必要な方が必要な分だけ自分のタブレットから打ち出していただくという方法である。

 B案は、先期に倣い、紙が必要な議員へは配付をするという案。

 C案は、議案審査に必要な資料のうち、特定の資料を全議員に配付をする。ただし、どれを特定の資料とするかは、まだ決まっていない。

 なお、本日の協議でB案、紙が必要な議員は配付すると決まった場合に備えて、紙資料が必要な方の名簿を各会派でご用意いただくこととなっている。

 C案と決まった場合には、配付する資料を特定する必要がある。また事前に皆さんにお知らせしたが、タブレット端末導入についての経費についての資料を議会会議システムに配架してある。これについて、事務局から説明をさせる。

 

 長谷川C

 さて、事務局に説明させるという責任回避。これは議長の生き様ですからもうなにも言いませんが、さて、事務局というのは、議長の言いなりということで良いのでしょうか?

 

 予算編成事務、執行に関しては、市長の委任を受けている形だったと思いますが、辞令が出ています。予算に関しては議長の部下としてではなく、市長の部下としての事務を行うことになります。

 

 職務権限というか、なんていう言い方か忘れましたが、予算を触る立場では、逆に議長に助言もできる立場です。執行機関の側がすでに紙資料を使わない方向で執務をしているにも関わらず、そのことを含めて、議会事務局はそれなりにささやかなきゃいけませんよね。

 

 議員は何をやっても良いと考えている議員が多すぎます。

 

 特に、中心的に反対論を唱えている議員は、執行機関の職員よりも上の立場だと思い込んでいます。まったく市役所の職員は、議員とは「無」「関係」ですから。

 

 議員という立場がわかっていない議員が多すぎます。これも会派の人材育成機能が損なわれてしまっているからだと思います。

 

 さて、事務局の説明が次のようになっています。

 

 ◎庶務課長 それでは、令和元年度タブレット経費というファイルのほうをごらんいただきたい。

 タブレット導入時及び導入後の費用明細については、表のとおり毎年度かかる経費として、端末リース代、システム使用料、運用保守の3つがある。平成29年度の導入時のみネットワーク工事費がある。

 次に、船橋市議会会議システム導入状況のファイルをごらんいただきたい。

 議会会議システムの導入に当たっては、プロポーザル方式により業者を選定しており、タブレット端末については、情報システム課が指名競争入札により業者を決定している。これらの業者との契約案件については、補足資料、船橋市議会会議システム導入状況(図)をごらんいただきたい。

 市はそれぞれの業者に対して契約金額を一括で支払う必要があるが、金額がそれぞれ大きいため、リース会社を通じ、リース料という形で支払うこととなる。リース会社についても情報システム課により、指名競争入札によって業者を決定している。

 なお、実際に導入業務を行う業者とは、業務内容等に必要な事項について協定をそれぞれ結んでいる。

 事務局からの説明は以上になる。

 

 ○議長(日色健人) こうした経費も含め……かかって導入したのが今回のこの議会会議システムだということのご理解もいただいた上で、毎年このシステムを使っていけば、これだけのお金がかかっていくというのもご理解いただいた上で、今後、紙資料の配付についてどのようにしていくのか、次の9月議会まで、締め切りもきょうなので、これらを決めていきたい。

 

 長谷川C

 バカ言ってんじゃないよ。って話ですね。「ご理解いただいた上で」までを言ったなら、次に続く言葉はただ一つ。「紙資料廃止決定を尊重いただきたい。」以外ありえません。

 

 だいたい、この議論を引っ張っている議長経験者は、「たった」とか「たかが」という予算に対する考えを持っています。

 

 私が出席している過去の会派代表者会議で一度異議を唱えたことがありますが、一円たりとも無駄な税金の使い方をしてはいけない。ということを申し上げました。平気で言うんですよ。「たかがこれくらいの金額いいだろう。」と言う趣旨の発言を。

 

 職員の中にも数多くいるのですが、「たかが病」が蔓延しておりまして、市役所全体が緩んでいると思いますね。

 

 「お前が稼いだ金じゃないだろう!!」って多くの市民の皆様に厳しい目を向けていただきたいと思います。

 

 搾取とは言いませんが、あくまでも市民の皆様が働いて稼いだお金の中から納めていただいているにも関わらず、ホント多いんですよ。「たかが病」