さて、スクールガードのお手伝いをさせていただいて何ヶ月か経ちました。
最初の頃は物珍しさもあって、何度かここにも書かせていただきましたが、いまはすっかり毎日の風景となって、これといった出来事もありませんでしたが、今日は、ちょっとどうかな？ってことがありました。
細かいことを言えばきりがないのは従来通りなのですが、基本的には学校側とのコミュニケーションが、じじ、ばば世代のスクールガードと核家族化が進んだ保護者たちを抱える学校側とでは、多分すれ違っちゃうんだろうな～って思いでいたところなのですが、今日は、なんだかなあ～でした。
ご本人、まったく気にしている様子はなく、責任感を持ってお越しいただと思われる保護者の方がいらっしゃいました。
ですが、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこし、二人の幼稚園児を連れていました。「どこに立ちましょうか？」と言われて、立っていただく場所を「あの辺でどうでしょう？」と指差しましたが、さてさて、あの二人の幼稚園児がもしも、もしも事故にあったら？
以前にも、ここで書かせていただいたことがあるのですが、PTAの強制性についてです。３６５人以上の児童数がいるだろうと思われる、あるいは、児童の登校日の日数分くらいの児童数がいるだろうと思われるのに、忘れた頃に保護者が立ちま～すってお越しになる。
しかも、意識高き保護者なのか？義務的に来ているだけ？
いいんじゃないだろうか？来なくても。
スクールガードなるものに立っている方々は、ある意味「好きでやっている。」「やれる範囲でやっている。」としか思えないんです。そこに保護者が負い目を感じる必要はない。と思うのがまず第一です。
以前は、保護者が、もう少し感謝の気持ちを持った方がいいんじゃないかと思っていました。実は。
しかし、実際やってみると、子供たちはもっともっと賢いし、安全への配慮ができている感じです。ましてや、朝の登校は、緊張感を持っていることがよくわかります。
しかし、私がお手伝いをさせていただいているところは、下校時はやりません。ましてや、「子供を地域で見守る」としたら、下校時以降の遊びに出て帰宅時間（学校のアナウンスが出る夕方の時間）まで、誰かかがどこかで見守っている方がずっと本質的というか？本来的だなと思うのです。
私は十数年前、甥を交通事故で亡くしました。小学校６年で、放課後の友達とのお出かけでの交通事故でした。
データを見たわけではありませんから、実際はどこでの見守りが、どの時間帯での見守りが重要かわかりません。
でも、そもそも、ボランティアでやれる限界と、その可能性ってどこまであるのだろうと毎日毎日疑問符を頭の上にチラつかせながら立っています。
話は戻りますが、小さなお子さん３人を連れてまで、来なくていいでしょう。免責されるべきだと思いますし、それがPTA活動をしたカウントに入るとしたら、それでもたった１日のたった数十分のその瞬間に死亡事故に遭遇してしまったら、悔やんでも悔やみきれないなと思うのです。
というのは、立っていると、明らかに身の危険を感じるケースというのはものすごく多いのです。私は車を運転するのが好きですから、ドライバーの側の気持ちもわかるつもりです。なので、立つ位置にもよりますが、私は車と自転車を意識しながら、邪魔にならないように移動しながら、子供達の横断をサポートします。
それでも、今日もありましたが、子供達が押しボタン信号で、横断歩道を渡っているにも関わらず、そこを自転車が通過するのです。横断用の旗を出して渡ることを促している私の視界の外側から自転車が入ってくるわけです。そこで、もし接触事故があったら？
で、他の見守りをしている方々の自転車のモラルがないでしょう～って言われて、それで済ます？それで済ます？それで済ますんかい！！って感じです。交通量の多い道をなぜ通らせると以前もここに書いたのですが、車（様々な）、自転車、歩行者が頻繁に通行するところをなぜ通行させるのだろう？
まあ、今度総合的にどうすべきか整理してみますが、明らかに通学路の選択を間違えているな。と思いながら、保護者の関わりも無理をさせたり、なんか強制性をイメージさせることはやめた方がいいんじゃないと思います。
ただしこれって学校単位でやっていること違うでしょう。夕方見守っている地域も結構ありますからねえ～。都内なんかでもよく見かけます。
なんか、余計なお節介にしか感じないんだよなあ～と思っています。
でもまあ、僕、子供好きだから。最近は数人が絡んでくれるし、そうそう、今日最高の喜びは、僕が勝手に博士と思っている気難しい顔でいつも登校している坊や、な・な・なんと、旗に絡んで来てニコって笑ったんですよ。可愛いですよねえ～。