(笑)。バカ丸出しの話だったんですね。議長以下、まるで議会がわかっていない。ということを言いたかったんですね。私に連絡をくださった職員の方は。

 

 わかりました。何が言いたいのかは。たぶんこの職員の方の解釈は私と同じ解釈なのだと思います。そして、それで良し。なのだと。

 

 会議名:議会運営委員会 会議日:令和元年10月3日 午後1時

 

 上記をクリックしてください。28分21秒くらいからです。

 

 地方自治法

 第百十三条 普通地方公共団体の議会は、議員の定数の半数以上の議員が出席しなければ、会議を開くことができない。但し、第百十七条の規定による除斥のため半数に達しないとき、同一の事件につき再度招集してもなお半数に達しないとき、又は招集に応じても出席議員が定数を欠き議長において出席を催告してもなお半数に達しないとき若しくは半数に達してもその後半数に達しなくなつたときは、この限りでない。

 

 船橋市議会会議規則

 (定足数に関する措置)

 第12条 開議時刻後相当の時間を経ても、なお出席議員が定足数に達しないときは、議長は、延会を宣告することができる。

 2 会議中定足数を欠くに至るおそれがあると認めるときは、議長は、議員の退席を制止し、又は議場外の議員に出席を求めることができる。

 3 会議中定足数を欠くに至ったときは、議長は、休憩又は延会を宣告する。

 

 こういう風に、会議を開く条件と言いますか、人数要件は決まっています。法律で決まっているんですよね。その人数があらかじめ決められた日時に議事堂に参集できなかったら、「その時に決める。」話です。

 

 で、どうもいろいろと取材した結果、今年の台風15号の時に、わざわざ議長が何を意味するのかわかりませんが、「予定通り議会は開会する。」旨の連絡を前日だか前々日だかに議員に入れたそうです。それが誰にどれだけ入れたか知りませんが。

 

 それなのに、当日になって、しかも10時開会予定の30分くらい前の9時半頃に繰り下げの連絡が今度は議員に行ったそうです。当然ですが登庁済みの議員も数多くいて、その苦情が入ったものだと思います。

 

 で、取材した議員や職員たちの話を総合すると、なんのことはない、議長への苦情緩和のための言い訳みたいなものなんですが、むしろ、そこでイケてないことをやってしまって取り繕おうとしてさらにイケてない状況を作ったということみたいですね。

 

 というのは、わざわざ、「議会は予定通り」を強調することになった事前連絡。これは、小心者の議長だと、議長という職になくても、やきもきするタイプの議長はみんなが自分と同じだと思ったのでしょう。だから親切心のつもりで、予定通りやりますよ~のアナウンスをわざわざしたつもり。(議長式の発想だと、みんな心配しているだろうから、俺が汗かいて、みんなに連絡をして「通常通りやる」連絡を自らして、その努力を見せる。(これ大きな間違いです。僕が議長だったら、災害時の緊急連絡をするメールシステムを使用して、テストメールの意味合いも込めて、災害時利用のメールを使います。)

 

 しかし、自治法や会議規則をわかっている議員や職員は、というか、わかっていることが当たり前ですが、議長のアナウンスなどなくても、市長が招集し、審議日程を議会運営委員会で確認し、会期も議決をして、さらに、まさにこの9月9日の開議時刻に関しては、9月6日の本会議散会直前に「9月9日は午前10から開きます。」ってはっきり言い切っています。

 

 この段階(9月6日の本会議終了時に、次回のアナウンスは既定路線ですから確実な情報をとって事務局がシナリオに書き込みます。)で、気象情報の詳細は船橋市役所では契約している気象情報提供会社から情報の提供は受けています。従って、庁内関係各部課では台風対応をしているはずです。

 

 ということは、この段階で議会事務局などから議長へ何のサジェスチョンもなければ、何もアクションを起こす必要はありません。ましてや、議事を進行する次第書に、「9月9日は午前10から開きます。」と記載してありそれを議長が読み上げるようにしてあるということは、そこで、もう「9月9日10時開議」は確定なのです。

 

 私がここで確定という意味は、この日程は不変であって、9月9日10時に地方自治法第113条定足数に満たない場合は、そこで初めて議会運営委員会を開会し、開議時間の問題を協議すべき事案です。

 

 で、ここで議長の人間性が出た感じなのです。

 

 それは「自分が火の粉を被らない」ことに執心する議長の人間性であって、今回のしくじりを(とりあえず、しくじったけど、それは自分自身が逡巡し大変だった雰囲気を醸し出して)、うまくカバーするために、この議会運営委員会で、予め皆さんの了解を取り付けておいて、議長が決定しますという「逃げの一手」を打ったつもりなのでしょう。が、大きな間違いです。

 

 開議時間を決めたり何をするにも、議会の最高責任者が議長であって、すべての責任は議長が負うのです。それを議会運営委員会によって、責任を分散しようとしたりするのは卑怯極まりない発想です。

 

 もともと、議長の責任の範囲であって、逃げを打つべきものではありません。議会運営委員会というのは、本会議をできるだけ滑らかに、遅滞なくすすめるための確認、協議機関であって、そこでどういうことが決定されようとも、その責任は「議長が負う」ものなのです。しかも、でしゃばった事前連絡などする必要もなく、当日の参集時間に判断すべき事項です。

 

 百歩譲ってですが、事前にアクションを起こしたいのだとしたら、もはや、議会事務局にも相手にされていないのかあるいは、いうことをどちらもきかないのか知りませんが、議会側は正副議長、正副議会運営委員長、議会事務局長、執行機関側が総務部長などと協議をすることを指示して事務方の判断も聞くべきでしょうね。

 

 ちなみに、当初予定の開会時刻の段階で、定足数は足りていたような話です。執行機関側の遅刻者は私が確認できたのは、健康福祉局の部長1名と、建設局の部長1名が間に合わなかったようですね。

 

 これは、危機管理の話が大好きな市長としてはいかがなものなんでしょかね?一考に値すると思いますよ。

 

 それで、録画を進めてみると、(笑)、鈴木議員から私と同じ発想で委員会の招集について質問が飛びました。

 

もはやしどろもどろ。議長が委員長会議を招集すると言っていました。委員会も本会議と同じです。

 

 定例会や臨時会の開会中であっても、なくても、委員会の招集権者は委員長です。しかし、議会全体の最高責任者は、議長です。どういうことであろうと議長が責任を取るのです。だからこそ、議長はどの委員会にも出席をすることができ、発言することもできるのです。

 

 再び地方自治法です。

 第百四条 普通地方公共団体の議会の議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する。

 第百五条 普通地方公共団体の議会の議長は、委員会に出席し、発言することができる。

 

 このようなことから、委員会で決定した事項については尊重すべきですが、それでも最終責任は委員長ではなく議長が負うのです。ですから、今回の件も一連の流れの話として、委員長会議などを招集するのではなく、自然災害なんて何がどうなるかわからないのが自然災害であって、予め事前に「予想、予測」を素人がするものではないのです。

 

 何でも議会で起きることは俺が全責任を負うという意識を持っていなければ議長なんてやるべきではありません。

 

 そういう意味では、現議長の人間性はすべて責任逃れからの発想で進みますから要注意です。

 

 私が、思うには、最近の過去の議長で、全責任を負っている自負があったのは、七戸議長、神田議長、鈴木議長だと思います。

 

 また、その前の議長も多くはその意識があった方々は多かったのですが、男気もなく、器の大きさもなく、人間的な大きさもないのが現議長がその筆頭だと思いますね。

 

 一見何でも民主的に進めているように見せかけていますが、これはすべて責任の回避を図って、自己保身の権化みたいなものです。ちょっと辛辣な書き方をさせていただいていますが、これでは舐められるだけで、議会の劣化が進むだけです。

 

そもそも一流大学法学部をご卒業であるにも関わらず、法の理解も乏しいような言動は残念に思います。

 

 先般も、しかるべき方々と夕食を共にする機会がありましたが、彼の評価はかなり良い酒の肴になりました(笑)。

 

 まあ、「責任」をどうするか?をよくよく考えながら、法律の解釈から始まり、会議規則や関連の例規の熟読を驕り高ぶることなくしなければなりませんね。

 

 笑い事ではなく、今回のこの録画はある意味驚愕でした。

 

 しかし、そのことに気がつけない議会運営委員会の委員長はもっとダメですし、先ほど書いた宴席でも、「私もそう考えていたところですが」見たない発言をかなりしますが、自分で的確に明確に表現できない限りは、「私もそう考えていた」なんていうのは詭弁であり、意味のない話です。この委員長は意味不明の発言が多くて、それを誰も指摘しないということは、それが意味不明かどうかも意味不明かどうかも判断できない委員たちとなります。

 

 おもしろいですから、議会運営委員会の録画をご覧ください。何か込み入った話合いでは必ず二度三度、そういうシーンがありますから。(笑)。

 

 それにしても、この議長よほど職員に嫌われてる?録画見て書いてくださいって言ってきたんですよ。(笑)。まあわかるけどね。っていうのが、先般の宴席での会話でもありますが,,, 。