前回の続きです。

 

 以下会議録中の「長谷川C」が私のコメントです。

 

 ◆朝倉幹晴 代表  さっきまでB案がいいと思っていたが、説得力があるのでC案で私はいいかなと思う。

 

 ◆鈴木和美 代表  全委員会統一して会代会から申し送るなら、そのA案、B案、C案で皆さんがどれかを持って帰るっていうんだったら、会派に持ち帰らないと。うちは基本的にいいが。

 

 ○議長(日色健人) これ以上の提案が出なければ、そこで一旦切って、持ち帰ってもらって、ここはもう一回、2回やんなきゃいけないかなという気はする……慌ててやって、また、俺聞いてねえ始まったら嫌なので。

 

 長谷川C

 何か勘違いしているメンバーが多いですね。前回も書きましたが、船橋市議会の会派代表者会議は、3名以上で組織する会派 の代表が議長に招集されて行う協議調整の場です。

 

 法律の定めで設置されている会議です。

 

 地方自治法第100条の12 議会は、会議規則の定めるところにより、議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場を設けることができる。

 

 ことに基づいて、会議規則で定めているのです。

 

 そして、会議の効率的運営を行うための大原則である、議案の事前提示、配布を行うのが、「会議のプロフェッショナルたる議会の議員」です。従って、まがりなりにも会派制という形式を取っている議会においては、各会議体に「会派を代表して」「会派の選抜されたメンバー」として出席をいたします。

 

 それはどういうことかと申しますと、事前にその会議で議論されるであろう内容を会派内で討議をします。さらには想定問答を考えてブレーンストーミングをします。

 

 そうでなければ、「判断」が必要になったときに答えられません。ですから、種々検討をし、ブレーンストーミングが重要なものとなります。

 

 ところが、船橋市議会においては「会派持ち帰り」なる言葉を使用し、会議を中断、先送りをします。極めて未熟な議会であると言わざるを得ません。

 

 本来は、どんどん「決定」をしていくのが会議のプロである議会の会議の進め方です。

 

 もちろん、かなりセンシティブな問題や、デリケートな問題とでもいうんでしょうか。十分な議論の末、再度会派内で協議検討をしなければならない重要事項が出てきた場合や、その経緯を含めて会派に説明すべきという新事実とかが出た場合は致し方ありませんが、船橋市議会ではそもそもそれは想定内の協議事項だろうということを持ち帰り、先延ばしします。さらに問題なのは先延ばしをしておきながら、再検討の協議等を会派内で行わない会派がほとんどであるということです。

 

 ですから、私は多くの市民の皆様にいかに怠惰で、鈍間で、愚鈍な行為をしているかを知っていただくために、できる限り「公開」でものごとを進める様を見ていただこうと努力をしてきました。それが、会議の生中継であり、録画放映であり。会議録の公開です。

 

 うわさで最近入ってきた情報でもそうなのですが、この議長は非常に姑息なところがあって、会議を休憩させて中継や記録に残らない形で「発言」をし、「誘導をする」のを常套手段としています。

 

 本来、一番肝心な議長の発言の部分を姑息に隠してしまう。そういうことを最近もやったようです。

 

 まあ、それはさておいて、時折休憩が入り、場面が繋がらない部分があるときは、だいたい議長が口を挟んで流れを変える発言をしたと想像していただいて良いのではないかと思います。

 

 ◆佐々木克敏 代表  正直言うと僕もなれてないのもあるので、使い勝手が悪いなと思ってるけど、僕としてはやっぱり決まったことだと思ってたので、それでやっていくべきだと思う。

 

 長谷川C

 おっ?おっ!存在感のアピールをしています。頑張ってますね。

 

 ○議長(日色健人) 先期決めたことを踏襲すべきではないかということ。ころころ変えんじゃないよって、先ほど、2月に決まったばっかりのことを今ね、まだ7月だよ。

 

 長谷川C

 一見同調?

 

 ◆佐々木克敏 代表  皆さんが、そしたら、何にも考えないで決めたっていうていを市民に知らしめることになると僕思っている、正直言うと。それが、結局は、今回もよく、一般質問出たけど、投票率の低下とか何とかって、それはそうだよ、自分たちで原因をつくってんじゃねえかと僕は思っちゃうほうだから、本当はもう少しやっぱり皆さんでこの形をやってみて、もう少し協議をした上で整理をしたほうがいいかなと思う。

 

 ただ、皆さんのご意見が、大勢がまとまればそれに従うが、できれば、もう少しご自分たちの矜持をきちんと考えておやりになったほうがいいかなというのは思っている。

 

 長谷川C

 正論正論。頑張ってるね。と前段では思いました。が、これがこの「議会運営委員長」の最もダメで悪いところ。

 

 「ただ、皆さんのご意見が、大勢がまとまればそれに従うが、」って自分を通そうとしない。それは自分の主張が正しいかどうか自信がない。卑怯者の典型でして、いうだけ言ってみんなに合わせるよ。と。

 

 これってある党の「常套句」でもありますね。

 

 み~んな平和主義者のような顔をして発言をしますが、政治家として最低の発言。支持者有権者が聞いたら、なんだと思いますね。自己の主張を、適当なところまでして、自分の考え、主張を通せない。通そうという意思がない。

 

 で、この「大議会運営委員会委員長様」は、それを言いながら、最後に「できれば、もう少しご自分たちの矜持をきちんと考えておやりになったほうがいいかなというのは思っている。」というように、また「いい人」になっているつもりなのでしょうけど、優柔不断な○○」と思われるだけ。

 

 それを見透かしているから議長は全く怯まない。同調しているフリだけ(笑)。

 

 ◆岩井友子 代表  A案が、現行。

 

 ○議長(日色健人) A案が現行維持。

 

 ◆岩井友子 代表  B案が必要な人と要らない人。

 

 ○議長(日色健人) 必要な人とない人に分ける。C案が必要なものだけをリストアップして、それは全員に配る。それ以外のものは配らない。何を配るかってそのリストアップは、もしそれC案になったとしたらそれからまたやんなきゃいけないが。

 

 ◆鈴木和美 代表  B案だった場合、例えば、要る人、要らない人がいて、要らないって言ってるけど、これだけは欲しいって言ったら、それは自分で打ち出さすのか、その人は。

 

 ○議長(日色健人) そういうこと。そう、だからね、そうすると。

 

 ◆鈴木和美 代表  そうすると、その人だけはお金、こっちは、変な話、コピー代はその人が負担する、その場合は、要らないと言った人は。

 

 ○議長(日色健人) 今のルールだとそうなるので、それが不合理という話になるならば、その費用補填を何かする仕組みがあるのかどうかはまた検討しなきゃ、もしそれで不公平だから、必要な人が必要なものを出した場合にはその費用負担が発生しないようにしてほしいというご意見があり、それが皆さんそうだねと、それは議会活動するためにね、打ち出したもので何で自腹切んなきゃいけないのという話になって、じゃ、その費用負担しなくていいようなやり方が、今、プリンター通して出すと自分のところにカウントが乗っかってくる。それとは違う出力の仕方を考えなきゃいけないのかとか、そこはまた議論が広がっていくが、そういった問題も今のB案にはある。

 

 ただ、きょうここまで全部打ち出すのをやめようって話になったときには、それぐらいの負担はするのはそれは議会の政務活動費も支給されてるんだから、その中でそれも充てればいいじゃないかというような確かご議論もあって、必要なものは自分で出してという話で一旦は2月のときはまとまった。ただ、渡辺代表からきょうあったように、1冊出すと2,000円、議案書1冊、今度、決算とか出したら恐らく400ページ。1冊4,000円。それが受忍限度っていうのかな。そう言ったら変だが、各個人の負担とすることがいいのかどうかという議論が出ててくる可能性がある。そういった議論の広がりがあることも含めたB案としてお持ち帰りいただきたいと思う。

 

 長谷川C

 バ○ですねえ~だからこそ、先期十分な話し合いをしたのではないのですかね?しかも、事務局、議長は様々なシミュレートをしていたはずですよ。導入時ですからね、当然に。それをひっくり返しておきながら、あたかも「自分は考えていますよ」みたいな発言には口あんぐり。

 

 この議長は、金目の話は非常にセコくて嫌ですね。というのは、「公」のお金の使い方として、許されない議論をしたがります。それも表でこうやって。それは裏で茶飲み話でやれよという話を。

 

 で、そういう金目のせこい話は、表でできっこないんだから、○か×か、ゼロか100かを決めなきゃいけません。お金の部分は。しかも議会主導なのですから、まさに「先ずは隗より始めよ」なんですよね。もっと言えば、先ほどの「大議会運営委員長様」じゃありませんが、「議員としての矜持を持った判断」が必要です。

 

 僕は本当にこういうしみったれた発想をすべき人は議員をやる資格はないと思うんですよね。「武士は食わねど高楊枝」なんですよ。いまの議員はまだ。それをサラリーマン議員が、毎月の報酬目当ての発想を前面に出すことは恥ずかしいと思います。