前回の続きです。

 

 以下会議録中の「長谷川C」が私のコメントです。

 

        14時38分開議

 ○議長(日色健人) 会議を再開する。

 本件について、先ほど佐々木代表から、先期はこの紙資料の取り扱いについては議会運営委員会の協議事項であったので、そこの整理をお願いしたいとのご発言があった。

 

 また、岩井代表から、議論を継続する前に、この会派代表者会議で協議をするのか、議会運営委員会で協議をするのか確認をしてから議論を続けてもらいたい旨のご発言があったところである。

 

 本件については、確かにご指摘のとおり、先期、恐らく議会改革の事項、ペーパーレス化等の提案事項の中から議会運営委員会で議論が行われていた。私もその当事者であったが、今期、既に新しい議会の構成となって1定例会を経過し、各会議体もそれぞれに活動を始めている。

 

 また、このタブレットについては既に全議員に配付をされ、全ての会議体等で活用されていることから、本件の取り扱い、また今回の申し出についてはきょうこの会派代表者会議で議題とし、それで決定された方針をそれぞれの会派の皆さん、所属の議員の皆さん、そしてまた各委員会のほうへは私からその方針についてお知らせをした上で取り扱いを善処願う形としたいと思う。

 

 また、今後、各委員会にまたがるような協議事項が出てきた場合には、都度その取り扱い等についてはふさわしい会議体がどちらか皆さんと丁寧に協議をした上で議論をしたいと思うが、本日、この後、このような形で議論を継続してもよろしいか。

 

     [「はい」と呼ぶ者あり]

 

 長谷川C

 (笑)。佐々木議会運営委員長が、会派代表の立場とは言え、「協議すべき会議体は議会運営委員会じゃないか?」を言ったまでは、お~立派になったなと思いましたが、休憩中に何があって何を話し合ったかは読み取れませんが、ここで負けちゃったから、ダメなんですね。言ったからには妥協せず、最後まで頑張らないと。正当なのは議会運営委員会協議なんだから。

 

 それなのにそこへ持っていけないから議長にもなれないし、威勢良く走り始めても、立候補というか手を挙げることさえもできないヘタレなんですよね。何をやってもそう。それなのに威張るんです。特に職員に対して。それも下の職員に。だから議長にも見透かされちゃてる。それであからさまにやられちゃう。やる方もやる方だけどやられる方はもっとヘタレ。期数も年齢も下の議長に。(笑)。まあ、そう意味では議長の方がずっと上。お主やるなのお~。って感じですかね。

 

 で、「はい」と呼ぶ者は誰か知りませんが、アホですね。考える力無し。おかしいと思えないのは当事者能力ゼロ。会派代表失格です。

 

 ○議長(日色健人) ありがとうございます。

 それでは、引き続き、本件について皆様のご意見をお伺いしたいと思うが、選択肢としては2つ、お申し出の趣旨は、紙資料が必要な方へは紙資料の配付を再開してもらいたいということが願意と理解をしている。本件について、先ほど渡辺代表にもご発言いただいたが、1定例会を経過して、皆様のほうでそれぞれの会派の議員さんから、どういったご意見が上がっているか、あるいは、皆さんご自身の使い勝手等も含めて、ご意見があればお伺いをして本件進めてまいりたいと思う。

 

 長谷川C

 「引き続き、本件について皆様のご意見をお伺いしたいと思うが、選択肢としては2つ、お申し出の趣旨は、紙資料が必要な方へは紙資料の配付を再開してもらいたいということが願意と理解をしている。」はダメ。

 

 前述しましたが、そもそも、始めたばかりのものを覆す作業になりました。「意見を伺う。」ことを先にして、「問題点の抽出をする」のならわかりますが、最初から結論を出していて、先祖返りをすることの内容を決めるところまで一気に踏み込んでしまいました。

 

 長い長い時間をかけて、タブレット導入の協議を続けてきたことが水泡に帰してしまった瞬間です。これは議長の前任者否定とともに自身の行ってきたことの否定という相矛盾することを平気で行うという大変問題多き行為です。

 

 前任者否定の中には前任の議長を否定することもありますが、導入までの話し合い協議してきて決定に至った時までの関係者全員の時間とそれにかかった費用の無駄を生むことになりました。それに自分も入っていることに気づいたか気づかないか知りませんが、大きな間違いですね。

 

 ですから「願意と理解をしている。」と言った瞬間に、間髪入れずそれを否定なきゃいけないのが、先期議員だった会派代表は全員です。その気づきがないことがこれまた大きな問題です。

 

 ◆鈴木いくお 代表  私自身が扱えないほうだったので、努力はしているが、まだやっぱりほかのはまの委員とか、ほかの方にも聞いて、必要な人には配付せざるを得ないと思う。

 

 長谷川C

 これが公明党の典型的な対応です。自分(自派)のことをぼかしておいて、他会派、他議員を尊重するような発言をしてそちらに誘導する。

 

 ◆神田廣栄 代表  この話をしたらやっぱりうちも全員ではないが、2~3人、やっぱあったほうがいいよな、欲しいなという人はいる。

 

 長谷川C

 自分が一番使いたくないからこそ提案したのに、いつのまにやら、自分のところは人数の割にはそんなに希望者はいないという。この会派の若手はわかっているんでしょうかね?ぜひ、会議録をしっかり読んで自分の会派代表がどういう発言をしているかしっかり認識をしていただきたいですね。

 

 ◆岩井友子 代表  うちの会派は、タブレットでそれぞれ頑張っているが、ゼロか100かではなくて、資料関係はタブレットの配架でいいが、議案書は紙で欲しいとか、そういう部分的にっていうのはだめなのか。そういう要望はある。

 

 長谷川C

 良識派ですね。実はここにヒントが隠されていて、前述していますが、書類の電子化というのは船橋市全体で取り組まなければいけない中で、入り口の議論さえも済んでいません。

 

 厚い冊子なるようなもの。一間のペラのもの。などこの後に話に出てきますが、庁内の印刷室で印刷するすべての書類、各部各課に設置の複合機で印刷する資料、書類の類で文書管理が電子化されているものとされていないもの。

 

 公文書の管理の条例がなく、議会の側に全くと言って良いほど世間からはかけ離れた文書管理の知識のなさが存在すること。

 

 など、文書の整理ができていません。関係例規(規則やマニュアルまではありますが、それはすべて「紙」で発想したルールにすぎません。)の電子化を想定したルール作りが手付かずで、決裁さえも紙です。

 

 その、膨大な紙資料の整理と壮大な計画になるであろう市役所業務の入り口のきっかけを作ってあげようと、議会からペーパレスの意識を醸成していく考えを日色議長によって後退させられてしまったという話です。

 

 しかし、この岩井代表の発言を理解できる人は、ペーパレスの意識を持ちやすい方だと思います。