なんだか赤化統一って話が現実味を帯びてきた感じですが、考えたくもない話と思っていて良いのかって少々気になり始めました。

 

 本当に、そうなることはいくつも山があって、不可能に近いとは思いますが、現在の文政権の異常ぶりは、なんともニュースから目を離せない状態になっています。

 

 そんな中、親日韓国人の存在と、赤化統一が現実になった時に、その彼らに手を差し伸べるべきではないかと思い始めました。手を差し伸べるという言い方は、語弊がありますが、優秀な親日韓国人で、赤化統一を了としないものを、在日韓国人社会が受け入れ保証をするとしたら、何らかの措置を国がとっても良いのではないかと思うのです。

 

 以前、北朝鮮が暴発、混乱したら北朝鮮難民が日本に押し寄せるという話がありました。それから数年経過したら、なんと状況は逆転してもおかしくないような報道ばかりです。

 

 もちろん万に一つもないとは思いますが、韓国にも優秀で親日の国民は一定数いると思うのです。

 

 私は、そういう人たちは日本に来てしっかりと日本式ビジネスを学びながら、しっかり根付いてもらっても良いのではないでしょうか。と思うのです。

 

 誤解されるといけませんから、はっきり申し上げておきますが、私は基本的には右側の思想を持つものです。もっと言えば自由民主党員であり安倍総理の政権運営を全面的に支持するものです。特段の評論を加えることもなく、100%お任せできる政権であると考える者です。

 

 しかし、赤化統一されてから騒ぐよりも、一般国民としては、意識をしっかり持っていたいなと思うところです。

 

 まさに、安倍政権では様々なシミュレートをしているでしょうから、一国民が心配する必要もないでしょうが、万万が一朝鮮半島統一、赤化統一であったとしたら、理屈としてはわからないでもないのです。

 

 中国への幻想。日本も中国に散々踊らされました。まさにその渦中にもいましたから。数度にわたって中国への投資ブームがあり、日中間の経済交流は進展し、中国の発展もご承知の通りです。世界各国と対等に渡り合い、世界第2位の経済大国にもなりました。しかし、いまだに、中国経済の闇は間違いなくありますし、侮れないし、あの国の偉大さと恐ろしさは全く変化がありません。私が直接的に関わっていた1984年から1992年、間接的に関わって来た現在までで、中華人民共和国は、外からの見た目は、まさに経済的に大発展をし、超大国となりました。しかし、本質は全く変わっていないのです。その中国の寄って行くほうが、韓国のためになると考える韓国人がいてもおかしくないことは容易に想像できます。ましてや最近言われるように北朝鮮と統一して軍事的にも、核武装ができ、独立できるというふうに考えてもおかしくないことも想像できます。

 

 私が、中国の仕事をしている時に、西安の空港で、台湾人が到着し泣きながら抱き合っている人を見た時に、「民族」「同胞」という言葉にいろいろと思いを巡らせ、日本人にはあまり存在しない「感情」であり、理解することができない環境であるなと深く考えさせられました。

 

 その後、香港営業や米国営業で在外中国人、いわゆる在外華僑の皆さんの話を聞けば聞くほど「民族」「同胞」意識、絆というものを考えさせられ、思い知らされた感じがします。

 

 それらの経験から、「民族」「同胞」というコミュニティで、もしも、過去のことはおいておいて、在日韓国人が、赤化統一から逃れたい韓国人を受け入れたいとしたら、もちろん種々の条件はつくとしても、超法規とは言わないまでも受け入れ拡大を図っても良いのではないかと思うのです。

 

 うまく表現できませんが、南米への日本人移民の子孫を受け入れているような形を考えても良いのではという考え方です。

 

 少子高齢化による労働力の低下を補う政策はこれまた国が考えているのでしょうが、今回のこの韓国情勢は、目の前に迫った喫緊の課題のような気がしないでもないのです。