レビューコメント、ちょっともういいかげん疲れて来た感じです(笑)。

 

 ただし、おいおいおいおいおいおい、って感じ。なのが、子育て施設関係。

 

 ちょうど先週末、船橋市の未来を語る会があり、そこに参加の方が、議会中継を見ていたら、副市長の任命責任を問うような質問が議員からあり、それを正副市長が気色ばって答弁してたという話を受けて、現場に居合わせた方が、面白かったです。と。

 

 この件ではないけど、これも類似する話でしょって感じですね。

 

 待機児童数が全国でワースト3の中に入り、千葉県ワーストになった時、なりふり構わず、メンツだけで大号令をかけて、簡単な言い回しでいうと、「金に糸目をつけずにどんどんやれ~」ってな感じで、待機児童解消策を深く考えず、目先の対策を打った話でしょう。

 

 その時の、政策責任者は現在の正副市長です。政策というよりも金目の話でブレーキをかけたり、うまくやるべき責任者もあの時は、ひどいものでした。

 

 そして、いまになって、これかい?って感じですね。

 

 まあ、処理の仕方が、新規適用停止とかね一応は配慮しているように見せかけていますけど、「振り返って見て、誰のせい?」って話であることは間違いありません。

 

 そもそも、いま、前市長のご子息が議会におりますけど、株式会社参入やむなしというタイミングで市長の一喝で、二度と株式会社参入を前市長の前で言えなくし、放置したのは誰でしょうか?そして、もっとその前に組合と手を握って、公立保育園の民間委託化を潰したのは誰でしょうか?

 

 全ての子育て支援関係で、間違えたジャッジメントをして来たことによる弊害が今吹き出しているのではなく、とうの昔に想定し得た話を、もっともらしく語りながら、さらに、自分のやりたいことにプライオリティを置き、自分たちの犯したことによる負の遺産を消し去ろうとする行為はいかがなものかと思いますね。

 

 保育士を、「公務員」という就職環境としては最高の身分保障をし、一時停止していた採用を解禁して、大量採用したことによって、これから何十年と公務員保育士を養って行く船橋市は、果たして、行革なんて格好良いことを言えるのでしょうか?私は否。だと思います。

 

 行革をするにあたり、公務員人件費の問題は避けては通れない話です。しかし、そこには正当な定員管理の問題もあり、適材適所の人員配置をなおざりにしている責任こそ追求されるべきであります。

 

 保育士ばかり増やし、本来民間事業者に協力を仰げば対応可能なことをやらずに、代替のきかない本来の公務の部分を定員補充もせず疲弊させ、自分たちの財政運営の失敗を人経費に手をつけることで乗り切ろうとするところに問題の本質はあるのではないかと思っております。

 

 今回からシートは最後に貼り付けさせていただき、私の考えをしっかりお読みいただいてからシートをお読みいただければと思います。

 

 私は、行財政改革の1丁目1番地は、給食調理員の民間委託化、公立保育園の民間委託化、ゴミの収集運搬事業の完全民間委託化だと初当選時から考えています。そして多くの自治体が、これらを実現してきていますが、船橋市は遅々として進んでおりません。

 

 この姿勢こそが、行革を遅らせている元凶であります。

 

 交渉嫌い、組合との交渉ができない経営者の集まりです。