さて、日色議員の議長選挙出馬宣言(正確には、制度的にはこういう表現ではない。)により、始まった感のある船橋市議会議長選挙ですが、さて、FBの記述をじっくり読み込んでみましょう。

 

 彼は、人の発言を聞いてからそれに反論を加えていくあるいは質問を被せていくというディベート技術を使った発言が得意ですが、自ら率先して発言をするのはどうでしょう?ですから逃げ道をしっかり作っていますよね。

 

 人の意見を聞いて変えていくって。それって政治家に必要な資質である信念に基づく自らの意思や考えが無いことになります。こうやってあとから批判されることへの恐れだとは思いますが、さてどうでしょうか?(笑)。

 

 ここで多くのコメントを入れるのは選挙妨害になりますからやめておきますが、文脈から感じ取れるのは、議長任期をどう考えてこの作文をしたか?です。

 

 私は、議員任期である4年間を自身の議長任期と考えていると感じました。

 

 過去の、船橋市議会の慣例は会派代表者会議で役職任期を2年として、一度、そこで立ち止まって話し合うというものでした。

 

 しかし、先期にある程度の話し合いの結果しての記述がありますが、その記述の巧みな書き方からしても、4年間を意識しているというのが私の感想です。

 

 しかし、過去の彼の発言からすると、さらに、この作文のうまさからもわかるように、実は2年を想定しているのではないかという疑念も捨て切れません。

 

 「市議会議員は40歳をすぎてやるものではない」と公言していたそうですから、すでに40歳を過ぎた彼がやるべきものでないと思うのです。公言したことをある程度、遅ればせながら、実現していくのは、同じく、「松戸さんにはこのまま引き続きやらせるわけはない」とも公言したことから考え合わせると、2年後の市長選挙へ議長の肩書でチャレンジするというのが、もう一つの考え方です。さらには、3年後の参議院議員選挙という考え方もありえます。なんせ、40歳過ぎたら市議やらないんですから。

 

 さてそれはさておき、他の方々はどうなっちゃたんでしょうか?

 

 私は、先期の様々な言動から川井議員はやる気満々だったと思うんですよね。総務委員長のはじめの頃はどうしようもない委員会運営でしたが、慣れてきて、最後まで務めることができたことに安堵とともに自信もつけたでしょうね。

 

 しかし、いかんせん、議会運営の「議」の字どころか、議会運営をわかっているとは思えないのは私だけの感想でしょうか?

 

 さて、議会運営は、委員長をやったから良いというものではありません。委員長として、まっとうな運営ができたかどうかは、議会運営をわかっている先輩方が評価するものです。

 

 前回も書きましたが、議会運営委員長としてあるいは議会運営委員としてさらには議員として現在の船橋市議会で、「議会運営についての知識」がある程度のレベルにまで達しているのは前議長の鈴木和美議員だけでしょう。

 

 知ったかぶりの議員はたくさんいます。それは繰り返しになりますが、議長経験者も、議会運営委員長経験者もそのほとんどがアウト。み~んな知ったかぶりばかりです。

 

 本来、プロ野球の試合のレベルで全選手がルールを熟知した上で主審が最高の知識、線審がその次の知識と同時に、監督やコーチなどを含め、そのほとんどの選手が同知識のレベルで試合を行いますが、船橋市議会は、小学生の野球より酷い感じ。どちらかというと、ルールをまったくわからないまま、ボールを投げバットを振り回している感じです。

 

 「議会事務局はそのためにいるんだ。」という議員がいます。大きな間違いです。今船橋市議会事務局は、その域に達していません。そりゃそうです。議員の方が議会に長く関わっているという異常な状況ですから。

 

 ですから、ルールブックのような議員が議長をやらなければ事故が起こるのは目に見えています。そんなでいいんですかね?(笑)。それは議長選挙に手をあげる前に、議員を育てて来なかったことの反省をするべき人がたくさんいるのではないかなと思うのです。

 

 ちょっと外れましたね。