2月12日に文教委員会の開会が決まりました。

 

 内容は、公民館の軽印刷機等の実費徴収金について(報告)とのことです。

 

 私は、総務委員ですが、会派内の諸事情により委員差し替えで私が文教委員会に出席することになりました。

 

 様々な調査が進み、様々なことが明らかになってきましたが、「何事もゆるい。」ことによる庁内全体の「ゆるみ」が頂点に達していて、起きた事案という感じがします。

 

 庁内の矛盾だらけのことが、若手職員の規範意識を削ぎ、何が正義で何が正義ではないのか?の区別がつかなくなってきている現実があると思います。それは、上司が部下を指導(教育)できない、上司が部下を叱れない、きわめつけは上司が部下とコミュニケーションを取れない。ということです。まあ、その努力をしないというのもあるとは思いますがいずれにしても、もうメチャクチャですわ。

 

 若手の職員は皆優秀ですから、上司の見極めはできちゃっているんですよね。

 

 上の職員がバカだなあと思うのは、「そんなの言わなくてもわかってるだろう!」という上司がいますが、ちょっと待て。言わなくてもわかっている状況を作る人は誰なの?受ける側は、「そんなの言ってくれなきゃ知らね~よ。」と。

 

 コミュニケーション能力の問題。上司が、部下の実力をはじめとして社会的な常識や職員としての練度を見極めていかなければ自分の部下としての仕事を任せられないのは明らかなのですから、部下を持ったら、その部下の実力を見極められるまでは、徐行運転というか、一挙手一投足を見極めるとでもいうんでしょうかね。

 

 今回のいわゆる軽印刷機の問題を見ていると、「知ってて当たり前」という言葉が頻繁に聞こえてきていましたが、よくよく聞いていくと明文化されているわけでもなくいわゆる「口伝」の世界。いやいやいや、その「口伝」がどこかで途絶えていれば、「知らね~し。」の状態でしょうし、ローカルルールやかなり高度なお作法の世界になりゃ、話は別ですけど、「共通語」のあり方を、「かなり下のレベルに意識していないとダメだ」ということを誰もが意識をしなければならないのだと思います。

 

 逆に意識高い系が異常に多い役所ですよね。先般もある係長と雑談してたら、「若手職員あるある」で盛り上がりました。その係長だって決して歳食ってるわけじゃないんですよ。それなのに、「今の若手は」状態にならざるを得ないことには驚きです。

 

 もちろん職員個々の、個別の問題ではありますが、そういう人のウォッチングが好きな私としては、ある程度高校と大学の組み合わせで「あ~なるほどねえ~」って思うケースが多々あります。

 

 ただ船橋市役所の傾向として、その大学の卒業生が多くいるところは、当然意識高い系の実数が多くなって、目立ってしまう傾向がありますが、それでもねって感じです。

 

 それから、建設局の技術系の方々は除きます。

 

 そうするとね、絞るの簡単なんですよ。(笑)。

 

 まあ、それはさておき、職員の基礎的「公務員力」は、あきらかに昔と違ってきています。そこをしっかり自覚しないといけませんね。そして、ことあるごとに公務員の規範意識を教えていける上司でないとならないと思いますね。