議長から回答をいただきました。

 

 謝罪があり、それなりの対応をするということだった。と。議長は大丈夫だ。説得できるとでも言って来たんでしょうね。その通りになってよかったね。と思います。

 

 しかし、もう出しちゃった貼り紙は剥がさないし、そのまま続けるということだった。

 

 じゃあ、議会のメンツの部分はどこで解消されたのだろうか?

 

 二人の副市長が揃いも揃って笑いながら自分たちの知らないところで起きて、困ったもんだという感じで言っていた。と。同じく市長も別のシーンで会っても同様だったと。

 

 自分たちが責任を負う立場でまったくガバナンスが効いていないということをいとも簡単に晒して、平気でいられる神経には呆れかえるばかりです。

 

 調査依頼の書類が上がって来たので目を通していたら、あまりにも杜撰な積算資料。

 

 北部公民館の2ヶ月分の団体利用実績をもとに算定したと堂々と言われました。どうもそれは市長副市長にも当然のごとく報告済みで、その報告をもとに「このままゴー」の決定をしたようです。

 

 私は、その感覚が許せないのです。二人いる副市長のうち一人は長年にわたり、財政運営を担って来た職員、極めて堅めの財政運営をし評価をしておりましたが、ここ数年のそういう経歴のある副市長としては、180度方針転換かよと思わせるようなデタラメぶり。

 

 北部公民館の2ヶ月分の団体利用実績をもとに、たったそれだけのデータをもとに「所詮は実費徴収」ですからという理由で、不祥事を不祥事とせず、正当化をしたということです。

 

 一方、働き方改革だけをやりに国から来たと庁内で囁かれているもう一方の副市長は、人材育成の責任者。自らの職務を放棄し、働き方改革に邁進しているようです。議会担当でもあるにも関わらず、議会への説明もできず、なんのための副市長やん?って感じです。

 

 「たかが」で始まり「たかが」で終結しようとしているこの問題。なんとも言えないアホくささを感じました。

 

 当然ですが、全公民館の利用実態を調査しようと調査依頼をかけましたが、お金を収受するにあたって各館統一のルールもないようです。お金をもらってレシートを出していますからそれでいいんですと言われた時にはのけぞりそうになりましたが、それらもすべて把握できていないんですという責任者の回答。

 

 それを堂々と言えちゃう責任者の度胸には敬意を表しますが、自らの職務とそのガバナンスを反省していただきたいなと思います。

 

 私たちも把握できていないから調査依頼を出していただければわかるんですよね。という他人事発言は、この市役所の病気の重さを象徴し、病巣の深さを明らかにする発言だと思います。

 

 副市長に庇護されているとでも思っているのでしょうか?

 

 あるいは生涯学習・社会教育大好き市長に庇護されていると思っているのでしょうか?

 

 大きな間違いです。

 

 誰のためにどういう仕事をすべきかをわかっていれば、その一つ一つの発言も違ってくるものと思います。

 

 議会への内々の予算説明を直前に控えていたが故に、間違った結論を出したとしか思えません。

 

 予算の審査も上程も始まっていませんから、貼り紙をはがし、丁寧な積算をし、料金上げの根拠を明確にし、さらには実費徴収の考え方をしっかりと整え、その事務の正確性を整えて、10月に予定されている消費税の増税の際に、そのことも踏まえて値上げをすればよかったのではないかと思いますね。

 

 やり方を大きく間違えた話だと思いますが、会派代表者会議に謝罪に来るわけでもなく、なんとも無責任者市長副市長によって独裁的に市政運営をされることはもうこりごりですね。