(笑)。あまりにも頭にきて書いていたブログで、肝心な市民への周知を見ていなかったので、今見ましたら、ひどいですね~。

 

 保健所が周知を図ってる。

 

 船橋市保健福祉センターで配布した粉ミルクの賞味期限切れについて

  (上記をクリックしてください。)

 

 もう一度振り返りましょう。

 

平成30年8月24日


議員各位
                                

市長公室長


賞味期限切れ粉ミルクの誤配布について(報告)


1.概要
 災害対策用に各避難所に備蓄している粉ミルクを有効活用するため、賞味期限が切れる前の更新時に、保育園、保健センターなどの施設に委託業者が配布していますが、平成30年8月14日から21日にかけて配布した265缶の中に、賞味期限(2017年11月30日)が切れている粉ミルクが混入していたことが、保健所 地域保健課からの報告で判明しました。

 

 

 まずここですが、委託業者に丸投げ?でしょうか?この際、その仕様書を取り寄せてみますが、どうなんでしょうね?

 

 いくら委託業者に丸投げでも、在庫管理は市がきちんと把握できる体制がなければいけませんね。

 

 私が、中国で仕事をしていた経験では、本件に関して事故のリスクはものすごくたくさんあります。これが前回書いた内部統制の問題とも絡んでくるのですが、「リスク」を意識できないとなると、もはや社会人として失格ではないでしょうかね?

 

 保健所 地域保健課の指摘がなければ、本件が判明しないということ自体が業務の手落ちというか、ありえない話で、委託業者の側の問題だとしても、仮にそうだとしてもその報告がまずは、業務遂行の報告の中に、在庫管理の報告があるべきであって、それを仕様書に入れてあるか否かによっては、危機管理課の責任は逃れられないでしょうね。

 

 もっというと、ヒトの口に入るものの在庫管理は、購入のための発注から現物の備蓄、廃棄まで一貫して管理されなければならないもいので、これは同様に薬品などもそうなんでしょうね。もっと言えば、温度管理も気になるところですね。今年は暑かったから。まあ、当然そういうものはきちんと行われているでしょう。

 

 しかもこれ、成人の口ではなく、生まれたばかりの「生命力のまだ弱い乳児」です。

 

 中央保健センターでは、受領した78缶のうち、3歳児健康診査などで来所した方に、27缶を配布しており、連絡先がわかる方へは電話による聞き取り調査を実施しておりますが、全ての確認は取れておりません。
 なお、東部・北部・西部保健センター、保育園等に配布した187缶については、賞味期限内の粉ミルクであることを確認しております。

 

 (笑)。さっき書いたけど、ここまで杜撰な管理だと、「賞味期限内の粉ミルクであることを確認しております。」をうがった見方をすると、「うんうん、粉ミルクはわかった。で、他の備蓄品は?」となります。

 

 僕が市長だったら、「はい、全品点検~」って言うけど、もちろん危機管理に造詣の深い市長だからやったよね。きっと。



2.粉ミルク及び離乳食の有効活用
事業名称 粉ミルク及び離乳食の有効活用
制度概要 災害対策用に各避難所に備蓄している粉ミルク及び離乳食を賞味期限までに購入し、入れ替え作業を業者に委託し行っております。その際、賞味期限が切れる前に保育園などに希望を聞き取った上配布し、粉ミルク及び離乳食の有効利用をするものです。


 バカ言ってんじゃないよ、こういうのは有効利用とは言わず、危険拡散でしょ。


3.配布した賞味期限切れ粉ミルク
粉ミルク缶タイプ  商品名:明治 ミルフィーHP 内容量850g


4.配布先及び配布量
私立保育園等    35缶
保健センター    230缶(中央:78缶・東部:80缶・北部:24缶・西部:48缶)
 

 

 気になるのは、私立保育園等の「等」と、公立保育園は?と気になります。これは調査依頼の回答でわかるでしょうから、後ほどですが、もし公立保育園にも配布していたら、「公立保育園等」と書くべきでしょう。しかも、この35缶の所在に関する記述はないんですよ。

 

 従って、我々議員に対する報告としては完璧ではありません。やり直しですね。

5.原因
 備蓄倉庫内に賞味期限切れの粉ミルクが入っていたことに気が付いていなかったことが、最大の原因であり、さらに、配布の際に備蓄品の数量と賞味期限を委託業者が確認するよう仕様書に記載し、契約していましたが、今回保健所に配布した粉ミルクは、230缶と数が多かったため、全ての確認ができなかったことも原因と考えます。

 

 これって契約違反?でしょ。どうするの?かな。

6.対策
 委託業者に対して、配布時の賞味期限の確認作業について再度徹底するよう指導すると共に、改めて全ての防災備蓄倉庫の備品について総点検をいたします。

 

 「配布時の賞味期限の確認作業について再度徹底するよう指導する」って書いてあるけど、なんで役所というところの人間は「指導」という言葉を使いたがるのかね?指導なのか?「契約の完全履行を求める」とかそういう表現じゃね~の?

 

 ペナルティないのかね?契約通りに行っていない場合。

7.今後の対応
 市ホームページにてお知らせするとともに、保健福祉センター内にも貼り紙を掲示し、賞味期限切れの粉ミルクを使用しないよう注意喚起いたします。

 

 市民の健康を守る、保持するための「保」「健」「所」が、これかいって思うけど、これ絶対危機管理課からのもらい事故だと思うなあ~、どう考えても。

 

 だって、ちゃんと保健所では気づいたんでしょ。まあ、配布前ならなおいいけど。

 

 それにしても今後の対応ってこれでいいんかい?

【担当】
市長公室 危機管理課 

 

 これ~、責任を負うという危機から回避することを管理する課なのか?

 

 で、さらに改めて保健所のお知らせ文を読むと、恥ずかしくて書けなかったんでしょうね。賞味期限(2017年11月30日)ということを。本当は、ここがポイントだとも思うんですよね。さすがにね、賞味期限を余力をとっているとはいえ、今、何月?ありえね~よ。行政の行うこととしては。