↓↓↓↓↓↓ に行って来ました。

 

 

 内部統制の話と議会選出監査委員の話とでしたが、濃淡というか、自治体間、議会間で日本全国差異があることを前提に話している方と、自分のところと他も一緒だと思っている方がいるんだなというのが印象的でした。

 

 大学の先生方は、もちろん極めて学術的なお話を現場のことも織り交ぜながらの話だったのですが、現職議員さんは、自分のところがよそのところも同じだろうという感じの論調は少々気になったところです。

 

 内部統制に関しては、早速資料を担当課に差し上げようかと思いますが、船橋市は、努力義務となっているとは言え、政令市に次ぐ人口規模の自治体としては、しかるべき意識を持つべきでしょうね。さらには、総務省の資料にあるように、衆参両院の付帯決議を読むと、然るべき対応をすることが急務でしょう。

 

 働き方改革よりもずっと大事だと思うんですけどね。

 

 さて、本件は、まさに総務省でこのことについて取り組んでおられた神奈川大学の幸田雅治教授の講演でした。この問題のみならず、地方分権改革にも取り組まれた、地方自治、地方議会に関して示唆に富んだお話が聞け大変勉強になりました。

 

 日弁連の中に自治体等連携センターという組織があって、なんでもご相談下さい。という言葉には、な~んだ、あの時知っていればなあ~と思いました。そうです、もちろんあの時とは、市民税の条例改正漏れの時です。WebSiteを見ると「センターでは、行政連携、公務員任用、外部監査・第三者委員会、公金債権、条例、福祉の各テーマを大きな柱として活動しています。」と記載されています。

 

 なるほどねえ~。ですね。

 

 そして議選の監査委員の話になると、議論百出で、とてもここに書けないくらいでした。

 

 ただ、我が市の監査委員。議選ではなく識見は、最高だな。と。出席者の中の話でもありましたが、公務員OBとしての矜持を持って監査をしている。という参加者の話がありました。

 

 一方では、やはり執行機関とべったり感が否めないところも多いようでして、それって自分たちの恥を晒してないかい?って言いたくなるほどでした。

 

 多分同じ感想だったのでしょう。大学教授の先生が、議会がやれるべき事を十分にやりきっていない。というニュアンスのことをおっしゃっていました。確かに私が聞いていてもそれって議員ができることなのにやってないの?ってことがいくつも言われていました。(笑)。

 

 特に言っていたのが実地検査権を言っていましたが、それって監査委員じゃなきゃ無理か?て感じでした。そういう意味じゃ我が市は開かれてるよなあ~と強く感じました。

 

 それから監査報告書の記載もについても笑いました。今時まだそんななんだ~と思うようなことがあちこちであるようです。

 

 そういう意味じゃ、船橋市って監査の部分はかなりの先進市だなと。他市の話を聞いていると惚れ惚れするような感じですね。船橋の監査委員は。

 

 また、議選の監査委員の身分の議論の際に、アメリカの会計検査院GAO(Government Accountability Office )をイメージした方が良いかもと言われてちょっと検索をかけてみたらなるほど、立法府附属型最高会計検査機関SAI(Supreme Audit Institutions) というらしいんです。

 

 検査要請と米国会計検査院(GAO)

 

 を読むとなるほどな。と。

 

 新たな取り組みとして、事務局の共同設置というのも紹介されました。