(笑)。大上段に構える話でもないのですが、私は今回の北方領土の交流事業に参加して考えさせられるところがありましたね。
と言っても、ちょっと脇道の話。
実は、クールビズの意識についてです。
今回の北方領土の事業の参加者のうちバッジ組は、国会議員3名、県議会議員3名、市議会議員1名、政党代表1名でした。
とはいえ、バッジの資格での参加は、国会議員と政党代表(正確に書くと現職議員ではありませんが)でした。
さて、議員さん私と県議さん一人は、上着の着用は無し。あとはすべての「議員」さんは然るべきシーンでは上着着用。
まったく別のシーンでも、お世話になった県議さんは、クールビズ時期のどういう状況でもネクタイ着用でした。
我が市議会でも、多くの男性議員は上着着用しています。私は着用しませんが。私自身を肯定しません。
私は意図して着用をしていませんが、佐藤重雄議員が着用しない「意識」に通じるものがあるかもしれません。
私が議長の時のクールビズ時の議長席での服装をご確認いただければ幸いです。
クールビズとはなんでしょうか?
強制でもない。法定でもない。単なる呼びかけですよね。
しかし、ホテルはどうでしょう?デパートはどうでしょう?などと言って行ったら、そこは臨機応変に。という感じなのではないでしょうか?空調の設定や室温が、環境省の役人がいう28度では無いと思いますね。
だとしたら、しかるべきところではしかるべきスタイルで。
逆にあるスーパーは明らかに電気代の節約をクールビズのせいにして、暑い店内にしているなと思います。ここは行きません。やがて倒産でもするんじゃ無いでしょうか?客を優先していないし、あんなスーパーで生鮮食料品を購入する気にもなりません。
男性でいうと、上着の着用とネクタイの着用。「自分はクールビズを推進しているからこの格好で良いんだ。」は絶対に通じない話です。
先に述べた当時の県議さんの姿勢は尊敬に値します。県議会議員という公職にあるものとしての矜持というか、ひとつの見識だと思うのです。
例えば、私が議長席での話を書きました。議長は議会を代表していますから、外出の際もしかるべき姿ででかけ、しかるべき振る舞いをするべきだと考えます。
だからこそ、相応しい人を選出しなければなりません。
繰り返しの例えばになりますが、議長会に関係する行事が数多くあります。
自分がクールビズでも、相手がどう受け止めるか。です。
私は中核市最多人口を擁する市議会の議長としての振る舞いを心がけました。
それは服装もしかりです。そして言葉使いもしかりです。
そこには、本来の装備(?)も必要です。公用車がみすぼらしいもので良いのか?随行の職員の服装がラフで良いのか?運転手の服装がラフで良いのか?等々です。
当時横浜市議会は日産自動車の本社がありますから、日産の最高グレードの車種でした。いまもそうらしいです。そして横浜市の議員と先般北海道に行った時には、日産レンタカーを使用し、横浜市に本社のあるタカナシ乳業の牛乳を飲みに行き、タカナシ乳業の牛乳を使用したソフトクリームを食べました。
それが社会人としてのたしなみだと思うんですよね。なんていうのかなあ~、クールビズの解釈しかり、振る舞いや、言動(同じか振る舞いと?)、所作などなど、どうも変な人がいるんだよねえ~って感じです。