今回のアメリカンフットボール部の件ですが、随分と大学の対応に批判が集まっています。

 

 今日の、朝の番組で下村元文部科学大臣がおっしゃっていましたが、アメフト問題と大学のガバナンスの問題は別問題だということ。アメフトの体質が日大の体質ということではない。ということでした。

 

 まさに仰せの通り。

 

また別のコメンテーターが昔のスポ根が、今はパワハラと言っていましたが、体育会系の強豪校の内部というのは、多かれ少なかれ、かなり厳しい活動になっているのは当然であると思います。

 

 大学とは学生が部活動を中心に行うことがその本分ではなく、学問を行う高等教育機関であって、課外活動であるということ。従って、大学の経営側というか、事務方も含め、それなりの距離感があることと、さらには私学というの学校経営主体の自主性や独自性の中で部活動を行なっていて、いわゆる広告見合いの部分において、知名度を上げるための運動部活動という学校もある。と。

 

 アメリカでは大学全体で、ガバナンスを考えているNCAA (National Collegiate Athletic Association)があり、機能している。と。

 

 同様のものを日本でも目指しているとのこと。

 

 まあ、それでいいんじゃないか。と思います。

 

 本来の、大学の経営の中心部分の学問に関する組織的な何かがあったというのなら、問題ですが、ここまでメディアが騒ぐべき問題か?と思いますね。

 

 ましてや理事長出てこいとか、学長出てこいとか?なんか変だな~という感じ。

 

 もちろん、反則行為も、かなりのものだとは思いますけど、少々違うんじゃない。と思いますね。

 

 まさに勝利至上主義がいけないのだという方もいるでしょう。

 

 でもねえ~、一方で、そこにこだわる方々もいるんですよね。

 

 ちょっと話が逸れますけど、我々の世界。選挙という勝負事が4年に1回ありますが、これについてね、これまた支持者でも色々な人がいるんですよね。

 

 候補者本人でもいるんですよね。

 

 「戦さ」だとか言っちゃってね。「キレイごと言ってたんじゃ勝てねえよ。」が口癖の議員もいますしね。

 

 そこには、違法行為だろうが何だろうがバレなきゃいいんだと。そういう意識が丸出し。

 

 それを了とするか否かということですよ。

 

 私はもちろん否ですが、相手方議員が逆だと支援者もエキサイトしたりね。って感じ。

 

 スポーツの世界はもっとずっとキレイにやってもらいたいけど、そうは言ってもこの国のスポーツは残念ながら、この手の話は尽きない感じじゃないのでしょうかね。