「マジギレ司会者」米倉久邦氏を記者バトルに駆り立てた脳と心の関係

  (上記をクリックしてください。)

 を読んでいて、なるほどなあ~と思いました。

 

 気になった記述は下記の通り。

 

 もう一つ気になるのが、彼が共同通信に在職中から「上から目線の発言をしてしまう」という評判が報じられています。私たちの脳と心の関係を動物に例えて表すと、自己中心的で快楽を好み我慢を嫌う「ワニの脳(脳幹)」、同じく自己中心的で好き嫌いが激しい「ウマの脳(大脳辺縁系)」、自分の立場や評価を気にする「サルの脳(内側前頭前野)」、課題達成や計画性を担う「ヒトの脳(外側前頭前野)」から成り立っています。

 

 立場をわきまえた発言や先を読んだ行動はサルの脳、ヒトの脳の役割です。ただ、人に気を使うのも(感情労働)、難しい課題を解くのも(頭脳労働)、長く続くと疲れますよね。

 

 米倉氏は記者として華々しい経歴と実績を持っているので、彼のサルの脳は大学広報部として記者を迎える立場を認識しながらも、一部では「自分はこの記者たちより上だ」という認識があったかもしれません。また、1時間半も決して穏やかでない会見が続くと疲れてもきます。

 

 感情労働の限界を迎えて、相対的に我慢を嫌うワニの脳が強くなり、自分を上位者と勘違いしたサルの脳と連動して、一連の不遜な態度になったように見えます。現役記者時代の評判を考えると、逆に1時間半もよく我慢できたといえるのかもしれません。

 

 この反則指示事件により、当事者の学生双方が将来に大きな傷を負いかねない事態に追い込まれました。彼らだけでなく、現役の日大生、卒業生も大きく誇りを損なわれた「被害者」といえます。

 

 日大にはその救済や補償を懸命に考えている誠意ある教職員もいるはずですが、悪いことほど面白く取り上げられるものです。この司会者が注目されるのも、こういった現象の一つでしょう。

 

 まずは、監督や大学当局の責任を追及することが当事者を救うためには不可欠です。同時に、善良な学生や卒業生、そして誠実な教職員にもっと注目してもらえればと思います。

 

 今、これを読んで、いろいろとを考えながら、議案質疑の構想を練っています。

 

 それなのに、おもしろおかしく議会を揶揄する人がいて集中できません。

 

 また別の人は、「議長も2年目に入り、慣れてきて自信を持って運営できるでしょうね。まるで議会も朝日が登る感じですね。」なんていう人がいたり。