先般、早稲田大学名誉教授で、三重県議会議員、衆議院議員、三重県知事をご歴任なさった北川正恭先生にお越しいただき、講演をいただきました。

 

 気になるところがあって、録画を再度見たのですが、まあ、何度も何度も檄を飛ばしているのですが、参加者は感じているんだか、いないんだか(笑)。

 

 別の話。以前にも書いたかもしれませんが、私の住む三山は習志野市との市界(境)。

 

 習志野市側で何かがあると、習志野市の職員の方々がアポ取りの電話から始まって説明のためにわざわざ訪問をしてくれます。

 

 先般も、ある事案があってアポ取りの電話がありました。内容は大した事案ではありませんが、自分の責任者経由で市長報告の結果、秘書課から船橋市側の近隣にもきちんと説明するようにとの指示がありました。とのことでした。

 

 「議会」「議員」をきちんと意識した仕事です。

 

 話は戻りますが、北川先生が、「公務員ごときが」「公選の我々を」というシーンが何度もありました。

 

 船橋市においては、議員そもそもの言動が、公務員にバカにされたり、舐められたりするような内容だから仕方ありませんが、そういう輩と一緒にされてはたまりません。むしろ耐え難いものがありますね。

 

 それは、「言葉」を生業にしておきながら、「言葉」を大切にしていない議員が多数存在し、そして「安易」でもあるのです。

 

 生き方そのものが「安易」ではないかと思うくらい、みにくい、ひどいふるまいをする議員が本当に数多いのです。

 

 私の初当選時は、自らの議員という立場に誇りを持ち、自信を持ち、責任を持って、市民のための発言をし、言葉を大切にし、何事にもプライドを持って政治的な活動をしていました。

 

 それが今はどうでしょう?

 

 まったくもって許しがたい振る舞いが数多く見られ、おいおいおいおいという感じのことを本会議で平気で言ったりします。

 

 本人に悪気がないのがこれまた手に負えない悲しいくらいの話ですが、それが現実です。

 

 で、ある書類を見て驚きました。

 

 先日、大学院の授業の関係で会派代表に復帰させていただきました。

 

 で、届いたのが下記の書類。

 

 

 

 悪気があってこういう表現でないことは理解していますし、そもそも、担当課が取りまとめること自体間違いだと思います。

 

 彼らの名誉のために、付け加えさせていただくと、左上にあるように、この用紙は「別紙」で、本紙がちゃんとあってそこでは確か丁寧な説明があったと思います。

 

 今原稿を書いている自宅にはそれを議会の控え室に置いてきてしまっていて、記憶ではという感じです。しかし、私は全ての書類において遺漏なき言葉遣いで表現をしなさいよ。と。(笑)。

 

 でももっと悪いのは、各担当課。

 

 こういう制度というか、議案等を説明するのはなぜか?なぜうるさくいうか?

 

 全くわかっていないことに腹を立てている私がおります。くどいようですが、議員の側も悪いのですよ。否、むしろ議員が悪いのです。完全にね。

 

 議会と執行機関の双方がより良いコミュニケーションを取るということが、住民福祉の向上に繋がっていくのです。

 

 アホみたいに「議員間討議」なんていう言葉を安易に口にする議員がいますが、その前にやることがあるだろうと思います。

 

 議員が、個々に議論できる力量を身に付けることです。それをさせるのは、執行機関の側です。議案を提出するにあたって、周辺のことも含めて、丁寧に「議員に理解させる」ことがまずは最初の段階。

 

 現状を理解させる。この作業を丁寧にすることが肝要でしょう。現状を理解させて、「議員」に「市場調査」をさせ、本当の生の声を拾い上げる。

 

 その後に、議員個々と執行機関担当責任者が膝を付き合わせて徹底議論。そこでは、現状分析、将来予測をきちんと様々なシミュレーションをして数パターンの議論をする。

 

 それらを終えて、初めて議案上程なのが本来でしょう。

 

 その過程ができない船橋市。で、議会の間だけ罵倒や反対意見に「じっと耐える」ことさえできれば、議案は通してくれる。結局我慢さえすれば通してくれると思われているから、だったら、説明しようがしまいが、「我慢」さえすれば議案が通っちゃうから、無理して理解してもらわなくても議案は通る。だったら我慢しようとなっちゃうのです。

 

 それでも、執拗に責(攻)められる可能性がある場合は考えるようです。

 

 例えば今回、議案を提出して、議案を通したいのは「担当課」。すでに議案を通したい部の部長は、議案が公になった段階で、私にアポ取りの電話をくださって説明を丁寧にしていただきました。

 

 (笑)。で、笑えるのが、このブログを読んで、「長谷川に説明をして何で俺様のところにはこないんだ。」と怒鳴るアホ議員がいるんですよ。(笑)。バカだねえ~と思いますが、私は前にも書きましたが、私は、議会事務局から「常勤議員」と言われるくらいに毎日役所へ通っていましたからね。そして徹底的に勉強をして、市役所業務を「体感」してきました。

 

 それでも、日進月歩で毎日新しい出来事がある市役所業務。いくら勉強しても間に合いません。今も、1日1回はなるべく顔を出します。私は選挙で投票していただいた方にかなりの責任を負っていますからね。

 

 投票をしていただいていなくても、税金から報酬を頂戴していますからね。当然です。

 

 で、職員各位とコミュニケーションは取ってきたつもりです。最近は、コミュニケーションをとりたくない輩とは取っていませんが、まあそれはほんの人握りの幹部であって、史上最低の市政運営をやらかしましたからね。(笑)。絶対に許しませんよ。

 

 さて話は戻って、この部は伝統的に、私が議長になる以前から丁寧にご説明をいただいております。当時の総責任者がきちんとした方でしたからね。

 

 でも、いまや、その方のところは何の音沙汰もなし。なので、すでに一般質問の主意通告を出してありますが、徹底的に締めてやろうかと思っています。

 

 さて、またまた戻りますが、議会と執行機関の関係がわかっていない双方。最悪の状況です。

 

 自分の仕事は何か?

 

 議会と執行機関、どういう関係?

 

 をもう一度考えるべきです。