2月7日は、千葉県成田市において、全国若手市議会議員の会OB会の研修会を開催いたしました。
今回は地元の小池正昭県議に幹事をお願いして、開催にこぎつけました。
小池議員には、本日まで多大なるご尽力を賜り、この場を借りて御礼申し上げます。
今回は、37年ぶりの医学部を特区にて新設した国際医療福祉大学を視察させていただきました。
公津の杜駅の真ん前にそびえる大学で、新しい校舎、非常に新鮮でした。
医学部長の北村聖(きたむらきよし)先生に講演をいただきました。
驚くことに先生は「先ずは学生と対話してほしい」といきなり校舎で学生同士が話してい方々といろいろな話をして、本学が開かれた大学であるとの印象を鮮明に受けました。
その後、5,000平方メートルあるというシミュレーションセンターを見学しました。日本のトップレベルの広さを誇るシミュレーションセンターであること、1学年140人の少人数であるが、一斉に実習講義が行えるという効率性などを見せていただきました。
シミュレーションセンターのほんの一部ですが、素人でもわかる病院の患者動線にあるものは全て、それぞれに揃っているのです。
救急車で運ばれてきた一時処置をする部屋。ICU。出産を勉強する人形。注射を勉強する人形の腕。子供用の腕。等々。
このシミュレーションセンターは、かなりのものだと感じました。先生の説明ですと、琉球大学に2,000平方メートル規模のものを県が作ったようですが、大学移転などがあると、どうなるんだろうということでした。
また、既存の医学部等では、規模はかなり小さく、部屋の転用等でまかなっているそうです。
これは、廊下側が先生や学生が中の部屋を見たり指示をしたりする模擬診察室(ガラスの中の部屋が)です。
指導の先生は別の部屋で、このようなマルチ画面で学生の問診実習をチェックできるようです。
「国際」という大学名のごとく、1年次から授業はほとんど英語で行うということで、英語のクラス分けがあったり、普通の大学では当たり前の「一般教養科目」がほとんど行われず医学に特化した授業を行うなど、特色的なカリキュラムを展開しているとの事でした。
これは一見単なる記念撮影ですが、違います。スタジオでして、先生が、予習用の授業を行って、配信をするそうです。あらかじめ学生は、予習をして授業に臨むと言うことのようです。
最後に北村先生は「設備を見れば『設備が素晴らしい』と言ってくれるが、自分が皆さんに訴えたいのは『本学の学生は日本一優秀である』ということを認識してもらいたい」とおっしゃっておりました。これだけのことを言ってくれる先生に教わる学生たちはさぞかし幸せだなあ!と感じました。
懇親会は成田市内の洋風居酒屋で懇親を深めました。「成田といえば『うなぎ』だよなあ?」と思いましたが、本日はワインを飲みながら肉料理を堪能するお店でした。
あれだけ事前にお店の所在地をアナウンスしたにも関わらず、1時間近くもお店を探して成田市内を徘徊した、とある紀伊半島の県庁所在地の市議会議長の存在を忘れるくらい、話に花が咲き誇りました。やはり当会は懇親会でいろいろな情報交換をすることが一番大きな収穫であると感じました。