陸前高田市議会議会運営委員会の視察受け入れのお手伝いをさせていただきました。

 

 議会基本条例制定のその後のメンテナンスについてでした。

 

 議長始め、議運の面々がお越しになり、今後どう議会活動を進めるべきかについて、先生からのレクチャーを受け、質疑応答、院のゼミ生との意見交換会でした。

 

 船橋市消防局も、震災時早い時期に支援に行ったくらいの市ですからそりゃ大変です。

 

 正確な数字はわかりませんが、議会で審査する予算等も、平時の10倍近い予算を扱うということでした。

 

 おいおいおいおい。それじゃ、新人議員って頭の混乱すごいんじゃない。と思ったら、案の定のようでした。

 

 震災前と後を知っている先輩議員からすれば、まあ、普通の地方公共団体とは言えない、事務・事業・予算なわけですから、「ちょっとおまえらいいから黙ってろ。」みたいになっちゃうんでしょうね~。

 

 なんだかそんな感じの話が意見交換会第2ラウンドでありました。

 

 ただでさえ1年生議員の立ち位置って昔の秩序維持ができない状況になってきている中、さらに行政運営がプラスアルファされている被災地の議会ってどうなんだろうと考えさせられる感じでした。

 

 でも一生懸命なんですよね。真面目に。お越しになっていた1年生の議運の皆さんはうちと違って売名行為許すまじでした。

 

 しかし、旧態依然とした秩序があるらしく、議会基本条例はあるものの、どうも聞く限りでは機能してはいない。否、十分な機能ではないという感じですね。

 

 なかなか大変な感じでした。