総務委員会が開かれました。継続審査となっている議案の審査ですが、なんだかずいぶんな執行機関のメンバーが揃っていましたが、このザマが、意識の違いをまざまざと見せつけた感じです。
明らかに執行機関側の考える問題意識と議会側の考える問題意識とのズレ。
そんなに理事者を揃えたって、聞くことなんかね～よ。アホだねえ～。
で、次の内容で緊急に動議をぶつけました。
市長に法令遵守に基づく事務執行を求める決議
市長は、条例に従い、適切かつ効率的及び効果的に自治体の事務を執行する義務がある。
しかし、今般、市議会の議決権行使により決定された条例の規定どおりに事務が執行されない事案が発生し、さらに、現在もその状況が放置されたままとなっている。しかも、市長が、その責は市議会及び市民の側にあると言わんばかりの姿勢を示していることは、まさに、前代未聞、言語道断の状況と言わざるを得ない。
租税法律主義である以上、税率に「本来の税率」と「条例上の税率」など、存在するべくもなく、今、市長を初めとする執行機関がまず行うべきことは、市議会が議決した現行条例の規定どおりの事務を執行することである。
よって、船橋市長が、日本国憲法、地方自治法、地方税法を初めとする全ての法令を遵守して事務を行うとともに、直ちに現在の法令違反状況の是正に着手するよう、強く求める。
以上、決議する。
で、そもそも長谷川流の文言をあえて用意して、修正の余地を残して、提案をしたのですが、公明党は一時、修正の要求みたいな発言をして、修正に応じることをお話ししましたが、結局、自由市政会、公明党は日本語が通じなかったようです。
今現在の、法令違反を正しく是正するように求める、「現時点」での要求をぶつける委員会の意思表示だったのですが、意味通じなかったみたい。（笑） 。
わけのわからん発言で、これまたわけのわからん委員長の進行で、よくわからんうちに採決まで行っちゃいました。緊急だっていうとるのに「時期尚早」とか言っちゃって、意味が理解できていない証拠。どうしようもないですね。かわいそうなのは完全に巻き添いを食った公明党でした。
この決議をどう受け止めるか？執行機関の出方を見守ります。議会の多数の意見をどう捉えるか？
まあ、反対した２会派は、議会の議決をどう考えているか皆目見当もつかず、理解に苦しむ行動でしたが、まあ、これが民意ですから。（笑）。
さて、委員会の決議ですが、委員会の意思を表します。これが全会一致になっていれば、次の行動が明白で明快だったので、二元代表制をきちんと考えられたのですが、あいかわらずの役に立たない市長与党ぶりを発揮されちゃいましたので、次の手を考えなければなりません。
委員会の中でも明確だったのは議案そのものには誰も反対しません。附則が問題であり、これは現段階でも我々の知識不足によって、結論を出せないよと再三再四言っています。
更には、今後の審査も不透明だよということまで言っています。
だったらやることは自ずとわかるはずなのに動かない。
動かないでガチンコ勝負なら、二元代表制の意地をかけてもという動きをとるよということです。
なんか、大きな勘違いしている大バカ者が、本会議での決議だと思っているようですが、意味の無い話です。いや全くもって意味のない話です。そんなことをして何になるって感じです。策士策に溺れるといいますが、なんだろう？策なく反対？（笑）。全会一致にすれば議会人として評価が上がるのに下げたなって感じですね。
役所の職員諸氏は見ていますからね。（笑）。
決議というものがどういうものか理解できていない。という明確な証拠ですね。ひどい話です。「決議」については次回に説明しましょうね。（笑）。
まあ、それにしても住民福祉の向上はどこいっちゃったんでしょうね。こうまで市長に迎合するのって市民にとっては百害あって一利なしって感じです。