一昨日のブログで「でも、冷静に考えたら、僕は決算議案に絡んだ一般質問をしたら議事進行発言をして、やめていただくようにお願いしなきゃならないなあと漠然とも思っていますのでね。よく聞いていなきゃいけません。

 

 また執行機関の答弁者も決算は議案ですから、議案質疑は終わっていますので、答弁はしないようにしてくださらないと僕怒りますから。同時にその答弁者の答弁の後に議事進行発言をしますから。そこのところをよろしくお願いします。」と書きました。

 

 わかりにくいと思いますが、解説しておきます。

 

 今回の船橋市議会定例会は過去の定例会とは全く違う方式の定例会です。

 

 長年決算の議案を、第3回定例会の最終日に上程し、特別委員会を設置して、継続審査として定例会閉会後に、特別委員会を開会し、審査をして、次の定例会の冒頭で本会議議決を行なっていました。

 

 私は、数年間にわたって、決算の上がりを早めるように働きかけてまいりましたが、財務会計システム導入、同システムの完全稼動で事務の落ち着きを待っておりました。

 

 結果、本年の決算議案から定例会の冒頭上程に間に合ったということです。

 

 過去に例を見ないことですから、審査の仕方などを丁寧に議論をして本会議が始まるのかと思いきや、そうではありませんでした。

 

 慎重に慎重を重ねる我が船橋市議会事務局とは思えない、運びですが、正副議長、制服議運の委員長がスルーしたのかもしれません。というかあまり気にしなかったかです。

 

 最も私の懸念している事項は、実は、「ルールなき状態でなし崩しにやっちゃっている」と事務方からは回答を得ています。

 

 しかしそれで良いのだろうか?が私の今回のブログの趣旨です。

 

 議案質疑と一般質問の相関関係です。

 

 議案質疑でやるべき質問は、そのあとに行う一般質問で質問ができるか?

 

 が設問になります。(笑)。

 

 しかし、慣例的に議案は、一般質問で行わない。という形で運用されていたと思うのですが、さてさて、今回の決算議案の取り扱いです。

 

 私の、これへのこだわりは、当初予算の審査です。予算の議案は、あらゆる項目へ質問が波及すること。市政執行方針は、市政全般にわたって市長が述べることの意味から、これらに対する質疑は実質的には一般質問に近いものになるので、議事手続上、質疑と質問とを混同する嫌いはあるものの、便宜運用として両者を合わせて質疑としているものなのです。

 

 なので先例申し合わせに、「『市政執行方針及び議案に対する質疑』として、その中に一般質問を含めて行う。」となっているのです。

 

 毎年第1回定例会は、全てが議案質疑となっています。

 

 私は決算も予算と同じようにあるべきだと思います。

 

 決算は市政全般にわたる審査が必要です。

 

 話が逸れますが、衆議院では決算行政監視委員会という名称で委員会が設置され、所管事項が、1.決算、2.予備費支出の承諾に関する事項、3.決算調整資金からの歳入への組入れの承諾に関する事項、4.国庫債務負担行為総調書、5.国有財産増減及び現在額総計算書並びに無償貸付状況総計算書、6.その他会計検査院の所管に属する事項、7.会計検査院が行う検査の結果並びに総務省が行う評価及び監視並びに総務省が評価及び監視に関連して行う調査の結果についての調査に関する事項、8.行政に関する国民からの苦情の処理に関する事項、1から8までに掲げる事項に係る行政監視及びこれに基づく勧告に関する事項となっています。

 

 私が申し上げたいのは、地方議会においても、予算を執行してきての結果を承認するか否かなので、国会に類似する事項を丁寧に審査すべきではないだろうかということです。

 

 その執行過程の内容をつぶさに審査をしなければ、次期予算にものを申せるのだろうか?と思います。

 

 みんな多くの議員も職員もPDCAサイクルで、政策を回すみたいなことを言います。

 

 だったら決算でしょう。って思うんですがさにあらず。なのが今の船橋市議会と執行機関の関係。

 

 ほんと上から下まで、そして横までことば遊びの好きな人たちの集まりです。

 

 私なんかいいネタ見つけましたよね。また別のブログとして書こうと思っていますが、「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及に評価に関する報告書(平成28年度実施事務事業対象)

(上をクリックしてください。)

 

 これが大きく笑えるのが、経年変化を見せるようになっていないことです。単年度予算主義ですからとか平気で言われそうですけど、法の趣旨は明らかに違うと思います。

 

 でも、まあ今日はこの辺で。