前から気になっていたんですけど、「二元代表制への懸念」ってなんだ?

 

 小池百合子が、党の代表を交代するときに報道されている言葉です。

 

 どうも日本語が理解できません。

 

 いや~、まともな考え方のメディア等の皆さんは何を今更、選挙に勝つための詐欺みたいなもんだと言っているわけですが、今回、私がこだわるのはそこではなく、二元代表制への懸念と言う言葉を使う程度の二元代表制への理解度?が、首都東京の首長としての知識としての理解度としていかがなものかとものすごい懸念を抱くものです。

 

 昔の地方議員さんは、地方議会というのは、「議院内閣制ではなく、大統領制なんだよ。」とよく言っていました。

 

 「言い得て妙」という感じですし、絶対的権力者が首長なんだよと言われて、育てられてきました。私なんかは。

 

 しかし、もはや、そんな言葉は死語になっていますけどね。いや、いや、どうも私の近くにもいるなまだ首長は大統領だと思っている人。あの振る舞いを見ていると船橋市は大統領と副大統領がいるな。(笑)。この間、間抜けな感じで、似たようなニュアンスの質問してたっけ。(笑)。

 

 散々、市長与党と言っていた人の会派が、今や政権批判の急先鋒って感じ?(笑)。

 

 まあ、それは置いておいて、ホント使い古された感のある「大統領制」論。小池百合子は多分、頭の中は大統領制論。

 

 そして自分は絶対権力者である大統領なのだ、と。その地位を脅かす議会などというものは、あってはならん。と。(笑)。

 

 私から言わせれば、二元代表制への懸念ではなく、二元的代表制という法の制度、趣旨から言って、地域政党の代表などになるべきものではなく、もともと首長として、特定課題があるわけでもないのなら、地域政党と関わったりすべきではない。と思うのです。

 

 首長になっちゃった以上、地域政党議論に関わるべきではない。ということです。

 

 十分な調査をしているわけではありませんが、日本維新の会とはまるで意識が違います。

 

 彼らは大阪のマグマとして、その成り立ちがあり、かつ、政治意識高き政治家の集団だと思います。

 

 一方、小池百合子のところは選挙互助組織に過ぎず、何をどう繕っても「烏合の衆」以外の何物でもないでしょう。

 

 かつて今の民主党ができたとき、右から左から管理のウイングだったものが、この小池党は、さらに広がっています。

 

 一見、執行機関対議会だから国政政党のウイングは広くて良いという私の持論に合致していますが、いやいややめてくださいよ~、首長が関わっていることで、何をどう言ってもアウトです。

 

 一方、日本維新の会はどうだというと、首長が代表を務めていますが、創立メンバーの橋下徹氏は完全に引きましたよね。あそこに高き見識があると思うのです。

 

 それは党のメンバーの議員も同じ見識を持っていると思うのです。

 

 俺たちは選挙互助組織ではない。というね。

 

 あ~あ、また愚痴っちゃった。